プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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五輪選手のトレーニング手法に学ぶ

五輪選手のトレーニング手法に学ぶ


皆様、お久しぶりです。今日からブログ復活。
第一弾は、リオ五輪の話。

リオ五輪開催まで、あと3ヶ月に迫っている。17日間で28競技306種目で世界のトップアスリートが競い合う。
日本選手団も、200名以上を送り込むのでたくさんのメダル獲得に期待したい。
その中で水泳は34名がメダルにチャレンジするが、注目するのは、15歳の高校生で五輪初出場となる池江璃花子(りかこ)選手。
池江選手は、「100mバタフライ」含む4種目で出場する。

池江選手

オリンピック出場が決まった入江選手のコメント。
「2020年(東京五輪)は世界記録を狙う。世界で戦える選手になれるように、2016年(リオ五輪)は経験を積んでいきたい。」
2020年でも19歳なので、そこが本番。今回は、その前哨戦というゆとりのコメントだ。

彼女の母親は、幼児教育の先生。他の生徒とともに、赤ん坊の頃から英才教育をしてきた。
自宅に雲梯を置き、練習した。握る力は、運動能力だけでなく、脳の発育に良いと言う。
これが彼女の水をかく力を支えているようだ。
もう一つ重要なことを教えている。それがイメージトレーニング。彼女は試合前の控え室で目を閉じて、
スタート台に立つイメージ、泳いでいるイメージ、1位になっているイメージングをする。泳いているイメージも詳細で、
息遣い、身体の使い方、ストロークなどすべての動作を細かくイメージし、頭で想像しているだけでなく、リアルに体感し、
その通りに体が動いて記録につながっている。
これを母親はシチュエーションを設定した「ごっこ遊び」から始め、自宅でゴーグルをつけ、床で泳いだり、
椅子に腹をつけて手足を動かして泳いだり「遊び」の中で学ばせていった。

営業の仕事でも、イメージングは重要。例えば紹介を受けて商談に行く際に、どういうタイプの人なのか、バックグラウンドなどを
事前にヒアリングして、イメージングしていくと初対面とは思えない時がある。また、初訪でのやり取りやヒアリングする中で、
顧客の人となりがわかると次の商談では、きっとここでこういう反対をするのでは、そうしたらこう返すなどと商談の流れもイメージできることがある。
事実、意外に商談がそのように進むことも多い。

イメージングすることで、心の準備となり、脳は自然とその方向に進むように行動させる。
結果、イメージ通りの結果につながる。営業も水泳も一度限りの勝負だ。顧客がアポイントをOKするイメージ、
最後に契約するイメージを持って仕事に望む習慣をつけていきたい。

天崎拝
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| プロフェッショナルとは何か | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロフェッショナル、イチローの進む道

プロフェッショナル、イチローの進むべき道



イチロー選手の入団が決まったマイアミ・マーリンズ。
あまり聞いたことがない名前だ。
1993年の球団数拡張でできた新興チーム。

20150317000117594.jpg


財務基盤が安定せず、成績も上下する。
毎年、優勝を狙うというのではなく、
「今年は優勝を狙う」という年を定めて集中投資する。
97年、2003年と、狙った年はワールドシリーズを制覇。
「やる」と決めた年には必ず成果を出してきた。
今年は、そのやると決めた年になりそうだ。

そういう球団に、
メジャー通算3000安打まで156本という
ところまで来ているイチローが入った。

どれだけ試合に出られるかが勝負だろう。

外野だけでなく、ファーストへのコンバートという声もあるらしい。

なぜイチロー選手を獲得したのか?

イチロー選手は今年41歳。
昔と比べると肩、足の速さは落ちているが、
その代わり、これまでの経験という武器がある。

スタートを切るそぶりもなく、
もう走れないなとみせかけて盗塁を決めるとか、
インコースに振り遅れて、
ついてこれないと思わせておいてヒットするとか、
駆け引きを見せるだろう。

それがここだけは落とせないという試合の「ここで1点ほしい」と
いう場面で出てくるはずだ。

マリーンズは、生え抜きの若い選手の勢いプラス、
イチロー選手のベテランの味が加わって、
ナショナル・リーグの台風の目になるだろう。

かつて、イチロー選手はこう言っている。

壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。


営業でも目の前の壁に、穴が開くこともある。
ここから壁をブチ抜くチャンスが来ている。
テレアポも、セールスも、紹介も、
営業に大事なのは勢いだ。

勢いをつけてゴールまで加速していこう。

天崎拝

| プロフェッショナルとは何か | 10:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なぜ、御家騒動が株価を引き上げるのか?

なぜ御家騒動が、株価を上げるのか?


経営の主導権をめぐって対立する親子が、
委任状争奪戦を繰り広げる
異例の事態に陥っている大塚家具。

20150316090738bde.jpg


ジャスダックの上場銘柄としては、
異例売買が続き、株価が急上昇している。

3月3日の大塚家具の株価は、
前日に付けた年初来高値を更新。

一時、前日比445円高の2488円まで上昇。
4日連続の上昇、かつ3日連続でストップ高を記録した。
出来高は1483万株。売買代金で325億円にのぼる。




大塚家具の経営権をめぐるお家騒動は、
最悪のイメージだが、どういうわけか、
大塚家具株にとってはプラスに働いている。

原因は、27日の株主総会の委任状争奪戦がある。

この戦いに勝つため、父と娘、
どちらの陣営もこれまで以上に
積極的な経営方針を発表する可能性が高く、
さらに株を買う動きが活発になるとの思惑で、
買い注文が膨らんでいるらしい。

加えて15年12月期の業績予想で、
黒字化を見込んでいること。

久美子社長が打ち出した1株あたり40円から
2倍の80円への増配政策もあり、
配当利回りにすると3%台後半だったものが、
7%を超えることになる。
これに投資家の多くが注目した。

ただ、よく考えると揉めている原因が、
ビジネスモデルであり、
将来性をみればそもそも大塚家具の行方は
まだわからない。

投資というのは、短期的には、
投資家の思惑で動く、
つまり、
「空気」と「ムード」で動くということだ。

営業の世界でも、
同じ音が言えるのではないか。
圧倒的な空気とムードがあれば、
売上の勢いが加速される。

営業マンがどういう思いで商談をするのか
によって、空気やムードに勢いが出る。

期末を迎える企業が多いと思うが、
この空気感をつくることが大切だ。


天崎拝

| プロフェッショナルとは何か | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本ラグビーが強くなったわけ

日本ラグビーが強くなったわけ


今年W杯開催に向けて、
日本のラグビーが躍進している。

過去アジア以外の国に勝ったことのなかった弱小チームが、
昨年国際試合で11連勝を記録し、
世界ランキングは9位となる快進撃を遂げた。

20150112161619b2f.jpg

その急成長を引っ張ったのが、
ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏だ。

どのようにして日本を“強豪”に引き上げたのか。

エディージョーンズコーチは、こう言う。

私が就任した2012年には、
選手は世界で一番良いチームになれると
誰も信じていなかった。

日本の選手たちはこれまで大学やクラブ
での「日本一」にしか興味がなかったからだ。

まず私はそうした選手たちのマインドセットを、
世界で通用するように変えていった。


そして、
ジョーンズコーチは、何よりまず、
大きな目標が必要だと考え、
日本人が誇りに思えるチームを作ること、
そのために日本独自の戦い方、
JAPAN WAYを作り上げる事と決め、
今までの既成概念を変えていった。

まず、
「ヘッドスタート」
朝5時、世界の誰もが寝ている時間から練習を始める。

「モダン武士道」というトレーニング方法。
ハードだが、規律を持ってよりスポーツ科学も取り入れた。
1日に5時間も6時間も長時間練習するのではなく、
集中してトレーニングする方向に切り替える。

そして「アタッキングラグビー」
つまり、失点は覚悟のうえで、攻撃ラグビーに徹する。
相手を上まわる得点をすればいいという戦い方に変えていった。

ジョーンズコーチはこう言う。

最高のチームをつくるには、
ラグビーそのものを楽しまないといけない。
また新しい事に挑戦をする勇気も必要だ。
楽しみ、勇気、そしてタフネス(折れない心)を持てば、
どんなことでも可能だ。

これは、昨日の箱根駅伝の青学の原監督と同じであり、
このビジネスにも通じることだ。

今やっている仕事を楽しむこと。
営業は、相手の心を読む心理ゲームでもある。

今までやっていなかった新しいことに
チャレンジする勇気を持つこと。

例えば、パートナーから、紹介を引き出す。
新しい切り口で、セールスをすることもチャレンジだ。

いずれも簡単にはいかないが、
折れない心で続けることが大事なのだ。

天崎 拝



| プロフェッショナルとは何か | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ホスピタリティー、サービスの向こうにあるもの。


何をするかがサービスであり、

どう伝えるかがホスピタリティである。


人とホスピタリティー研究所、
代表 高野登氏





元リッツカールトン日本支社長で、
現在、人とホスピタリティー研究所代表の
高野登氏の話をお聞きしました。

サービスとホスピタリティーの違いに
ついてのお話が心に響きました。

演題にあったペットボトルを
例に説明されました。

演台にはたいてい、
ペットボトルとグラスが用意されています。

演台に上がる前に、
近くの椅子に座って待っている時に、
後ろに控えるホテルマンにどう対応して
欲しいでしょうか?

『ペットボトルのふたは取って
   おいた方がよろしいですか?』 

『水は半分グラスに注いでおいた方が
   よろしいですか?』


こう聞かれたら、確かに有難いです。
私も、スピーチをする時に、
話をしながら、
ペットボトルの蓋を開けて
グラスに注ぐのに苦労したことが
結構ありました。

高野氏の経験でも、
こういうホテルマンは、
100人に2ー3人だそうです。

このようなケースで、
ペットボトルを用意するのがサービス。
普通、どこでもあることです。

しかし、
この例のように、
この水をどう相手に届けるかが、
ホスピタリティであると言います。


講演者自らが水を注ぐのは、
話の腰を折るし、
見た目も素敵ではない…
と想像して提案すること、
これがホスピタリティであるといいうわけです。

つまり、
何をするかがサービスであり、
どう伝えるかがホスピタリティである


と言うことです。

相手からこうして欲しいと
言われる前に、
相手の立場でどうしたらいいかを考えること、
それが、おもてなしの心であり、
ホスピタリティーであると言えます。

では、ホスピタリティーを発揮するには、
どうしたらいいのでしょうか。

まず、こちらから先回りして、
お客様に一歩近づき、
その望み、ニード、期待が
何なのかを理解し、確認することです。

では、どうやって確認するのでしょうか。

それは、
コミュニケーションと対話しかありません。
その中で、相手の心を感じ、考えないといけません。

ですから、
それは、「お客様一人」のためだけ
に行われるものですし、
行われる内容は、臨機応変に
変わらなければなりません。
 
これは、ある面で非効率なものですが、
非効率であるからこそ、
お客様に感動を与えることが
できることになります。

また、一般のサービスならば、
マニュアル化することは簡単ですが、
ホスピタリティは、マニュアル化をすることは
難しいと言えます。

ですから、
ホスピタリティーを学ぶためには、
日常の所作で修行するしかないと高野氏は言います。

例えば、
水をグラスに注いで飲む習慣を作らなければ、
先ほどのような気配りはできないのです。

ホスピタリティと言うものは、
無意識、無機質の作業ではなく、
意識的な、心を込めた仕事であると言えます。

そして、
サービスで満足して
頂くことができますが、
ホスピタリティーでは、
期待をはるかに超える満足、
つまり、
感動の体験を生み出すことができるのです。

この体験が、一生涯の顧客をつくる
唯一の方法ではないでしょうか。


高野さん、
素晴らしいお話を有難うございました。


天崎 拝



リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
(2005/09/06)
高野 登

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| プロフェッショナルとは何か | 15:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロフェッショナルの心技体

『心』とは、志、精神や心の強さ。

『技』とは、技術やスキル。

『体』とは、身体能力、あるいは取り組みの姿勢。




日本には、昔から、たくさんの『道』と呼ばれるものがあります。
柔道、剣道、合気道、弓道などの武道。
華道、茶道、書道、香道、能や狂言、歌舞伎などの
芸術の道もあります。

これらの『道』を極めることも、心技体につながっています。
また、プロスポーツの世界でも『心技体』ということが
よく言われます。

そもそも『心技体』というのは、
いつから言われるようになったのでしょう。
調べてみると1953年、柔道家の道長伯氏が、
来日したフランス柔道連盟会長の「柔道とはいったい何か」
との問いに、

「柔道の最終的な目的は心技体の錬成であり、
それによって立派な人間になることである。
技術を習得するには強靭な精神力が必要である。
苦しさに耐えて修行を続行しなければならない。」


と答えたことが初めだそうです。

さらに、その元になるのが、柔道の父、
嘉納治五郎氏の『柔術独習書』に、

柔術の目的として

一、身体の発育(=体)、
二、勝負術の鍛錬(=技)、 
三、精神の修養(=心)


として心技体を挙げたのが起源のようです。

いずれも、武士道、武道の精神が根底にある
ということがわかります。

また桑田真澄投手が、
早稲田大学のスポーツ科学部で書いた論文、
『野球道の再定義による日本野球界の更なる発展策に関する研究』を読むと、
今後のプロ野球の発展は、
『野球道』の再定義が必要であると言っています。
『野球道』の根底にスポーツマンシップを置き、
心技体3つの視点からの変革を考えており、

練習量の重視から練習の質の重視(Science)へ、
精神の鍛錬から心の調和(Balance)へ、
絶対服従から自他の尊重(Respect)への変化である



としています。

弁証法で著名なドイツ観念哲学者ヘーゲルは、
歴史は螺旋的に発展すると言っていますが、
この心技体というものも時代の変化に応じて、
一段上の高みに進化してゆくものなのかもしれません。

私は、

『心』とは、志、精神や心の強さ。
『技』とは、技術やスキル。
『体』とは、身体能力、あるいは取り組みの姿勢


と考えています。

プロフェッショナルになるためには、
この心技体の三位一体が必要であり、
この心技体が身について初めて一流になれるのだと思います。

スポーツや武道に限らず、
セールスやビジネスの世界でよい結果を出し、
成果を挙げるためにも、
この心技体の三位一体が必要となります。

これからの時代に必要なビジネスプロフェッショナルの
心技体について考えてみたいと思います。


| プロフェッショナルとは何か | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロフェッショナルとは何か



プロフェッショナルとは、

ひとつの道を極め、

自己実現し、

さらに自己超越して、

進化・成長し続けている人である。

 

プロフェッショナルとは何でしょうか。

私は、34歳で外資系の生命保険会社に転職し、
以来十六年生命保険業界で働いていますが、
この会社に営業社員として入社すると
フルコミッションの独立事業家となります。

しかし、
フルコミッションというだけでプロになった
というわけではありません。
それは、せいぜい十分条件に過ぎません。

私は、プロフェッショナルとは、

ひとつの道を極め、自己実現し、
さらに自己超越して、
進化・成長し続けている人。

ではないかと考えています。

初めからプロである人はいないわけで、
それぞれの仕事には、武士道、商人道と同様に、
『道』と言える極めるべきものがあるように思います。

そしてその道を極めるプロセスで自己実現を目指し、
達成感を得ていると考えます。
マズローが人間の基本的な欲求を、
生理的欲求、安全の欲求、帰属の欲求、
尊敬・承認の欲求、自己実現の欲求の5段階
としたのはあまりにも有名です。

しかし、マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、
さらにもう一つの段階があると発表しています。

それが、「自己超越」の段階です。

自己超越の欲求とは、自己を超える、
超克の欲求でマズローによると、
人間の本性は本来、自己超越的であり、
健康で心の満たされた人びとは、
自己実現を追求するだけでなく、
さらに他の多くの人々のために尽くしたり、
より大きなものと一体になりたいと願う欲求を
持つと言っています。

私がこれまで採用してきた仲間たちを見てみると、
彼らがこの仕事で自立するには、
少なくとも5~6年の期間が必要であるように思います。
初めの2年間は研修期間でとにかく、
基本を徹底的に学ぶ時期。
仕事の習慣を身に着けることが重要。

その後、2年ほどで自分の仕事のスタイルや
方向性を模索する時期。

先輩たちのセールス、仕事、顧客開拓のスタイルを
ロールモデルに、自分流のスタイルづくりにチャレンジする。

そして、次の2年で、多くのメンバーは、
企業家、経営者、税理士、弁護士、コンサルタント、
医師、資産家などとのつながりを広げていく。
このマーケットや顧客の広がりと共に、
プロとして自立してゆくというのが、ひとつの流れです。

この2年×3期間のステップは、世阿弥、千利休、
川上不白のいう芸を究める修行の道、
『守・破・離』の思想と共通しています。
 
千利休は、茶の道の心得を
こう言っています。

規矩作法 守り尽くして 破るとも  離るるとても 本ぞ忘るな

師の教えや伝統を、守り、破り、離れたとしても、
その本質は忘れてはならない。

つまり、守破離です。

『守』とは、
最初の段階で、まず基本を会得する。
できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、
指導者の価値観をも自分のものにしていきます。
学ぶ人は、すべてを習得できたと感じるまでは、
指導者の指導の通りの行動をします。

『破』とは、
次の段階では、指導者の教えを守るだけではなく、
破る行為をしてみる。
つまり基本が出来たら、自己流に工夫(アレンジ)する。
 自分独自に工夫して、指導者の教えになかった方法を試してみる。

『離』とは、
最後の段階では、指導者のもとから離れて、
自分自身で学んだ内容を発展させ、
完全な自分独自のスタイルを確立する。
学ぶという言葉の語源は、真似ぶであり、
まず先人から学び、先人を真似することから始め、
その繰り返しから自分なりにスタイルを工夫して
作り上げてゆくという
Basics(守)、Break(破)、Through(離)という流れが、
プロフェッショナルとして自立するための自己超越と
進化・成長のプロセスであると思います。

棋士の羽生善治名人はこう言っています。

三流の人は、人の話を聞かない。
二流の人は、人の話を聞く。
一流の人は、人の話を聞いて実行する。
超一流の人は、人の話を聞いて工夫する。



まさに、プロフェッショナルは、
『守・破・離』のステップを踏み、
超一流のプロに向かうのであり、
それは、あたかも、蚕が繭を作り上げ、
それを惜しげもなく自らの力で打ち破り、
外に出て新生するかの如く、
自己を超越してゆくステップのように見えるのです。

こう考えるとプロフェッショナルへの道に終わりはなく、
常に進化し、成長を続ける人が、
プロフェッショナルであると思うのです。
 
 
 
 
 

| プロフェッショナルとは何か | 09:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロフェッショナルの心技体


人生において「成功」は約束されていない。

しかし、「成長」は約束されている。

多摩大学院教授、田坂広志




私が初めて営業管理職となって2年目に
急速に採用して拡大する中で、
私の採用したメンバーの業績にばらつきが出て
チームとしての経営について悩んでいた時期があります。

そんな時、書店でふと目に止まった本がありました。
それが、多摩大学院教授の田坂広志氏の「複雑系の経営」という本でした。
出会いというのは、偶然ではなく、必然であると感じます。
その本の中に、私が当時悩んでいたことの答えを発見しました。

その後、私のチームは、日本でチャンピオンとなり、
表彰を受けることになります。
おそらく、当時、私の業界では、
生産性が世界一であっただろうと自負しております。

それから数年後、
田坂氏の公開講座に1年参加し、
一大決心をして、大学院を受験して
田坂広志氏の門を叩きました。

田坂氏の下で、足掛け2年間修行をした後に、
海外での事業立ち上げ、
海外でのグループ企業の管理職の研修、
不採算企業の立て直しなど、
海外での仕事に専念してきました。

その間に、志を同じくする同志たちと
メールで様々なやりとりをする中で、
私が赴任していた国のメンバーに伝えたいこと、
思いをそのメールに込めて書き綴りました。

そのテーマが、「プロフェッショナルの心技体」でした。

このブログを書くきっかけとなったのも、
そのメールが始まりでした。

約1年かけて、日本の仲間に送り続け、
そしてその思いを現地のメンバーにも伝えてきたのが、
「プロフェッショナルの心技体」です。

今日から、もう一度、
原点に返って、プロフェッショナルの心技体について
考えてみたいと思います。

田坂氏の著作に、「成長し続けるための77の言葉」
という本があります。
私の愛読している座右の書の一つです。

この本の表紙に、こうあります。

一つの言葉に出会うたび、
一つの可能性が開花する。

私も、そのような言葉を紡いでみたい、
読まれた方が、少しでも何かを感じていただけるのなら、
との思いでプロフェッショナルのあり方について
考えてゆきたいと思います。

そして一人に一つの可能性が開花するならば、
100人なら100の花園になるのでは、と期待しております。

この本の一つ目に、こうありました。


人生において「成功」は約束されていない。

しかし、「成長」は約束されている。


ちなみに、アマゾンで「成功」で検索すると
55452件出てきます。
しかし、世の中で本当に成功している人は
一握りの人たちに過ぎません。

それでは、いかにして成長をすればいいのでしょうか。

「成長は約束されている。」
という言葉の前に置くべき前提があるように思います。

「もし、あなたが、それを望み、そのために学び、
惜しみなく行動するならば・・・」成長は約束されている。
ということなのだと思います。

プロフェッショナルのあり方、行動の指針として、
心・技・体の視点から、考えてゆきたいと思います。

| プロフェッショナルとは何か | 10:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コンステレーションを感じる力

一見、何の関係も無い物事の中に、

 何かの「関係」を見出し、

 確かな「意味」を感じとり、

 大切な「物語」を読みとる。

 そのことが、我々の生を、

 味わい深いものにしてくれるようです。


             田坂広志





我が師、田坂広志氏から頂いたメッセージを

皆様にも、ご紹介したいと思います。

田坂氏は、内閣官房参与として、

震災から福島原発問題の解決に取り組まれています。

田坂氏の全身全霊を賭したご努力に感謝するとともに、

心から、田坂氏にエールをお送り致します。






田坂広志 風の便り 特選 第3便  
 
 
 
 「コンステレーション」を感じる力 
 
 
 都会を離れ、

 大自然の中で、夜空を見上げると、

 そこには、無数の星が瞬いています。


 
 そして、それらの無数の星の中で

 ひときわ輝いて見える星々が、
 
 美しい「星座」を形づくっています。

 
 冬の空に輝く「オリオン座」。

 夏の夜に輝く「さそり座」。
 
 それらの「星座」には、

 それぞれに興味深い「物語」があります。
 
 「さそり座」が東の空に昇ってくる夏の季節が近づくと、

 「オリオン座」は、逃げるようにして、西の地平線に消えていく。

 それは、ギリシア神話の巨人オリオンが、

 さそりの毒で命を落とした物語です。

 
 しかし、この「星座」とは、不思議なもの。

 なぜなら、その「星座」を形成している星々は、

 実は、何十光年、何百光年も離れた場所にある恒星であり、

 互いに、何の関係もない星々だからです。


 
 しかし、夜空に、こうした「星座」を見ることが、

 我々の夜のひとときを、味わい深いものにしてくれます。

 
 そして、それは、夜空だけではありません。

 
 一見、何の関係も無い物事の中に、

 何かの「関係」を見出し、

 確かな「意味」を感じとり、

 大切な「物語」を読みとる。


 
 そのことが、我々の生を、

 味わい深いものにしてくれるようです。
 
 

 人生の様々な出来事の中から、

 「関係」や「意味」や「物語」を紡ぎだす力。

 
 それが、心理学の分野で言われる、

 「布置」を感じる力。

 
 そして、この「星座」と「布置」。


 いずれも、英語で

 「コンステレーション」と呼ばれるものなのです。
 
 




大空に広がる星の瞬きを眺めて、
その星たちに「星座」という意味を持たせ、
物語をイメージしてきた古代人の布置を感じる力は、
本当に素晴らしいものだと感じます。


一見、何の関係も無い物事の中に、
 何かの「関係」を見出し、
 確かな「意味」を感じとり、
 大切な「物語」を読みとる。
 
 そのことが、我々の生を、
 味わい深いものにしてくれるようです。』



田坂先生が言われるように、
それは星座だけでなく、
私たちの身の回りで起こるたくさんの出来事も
同じことだということです。

そこに関係性、意味、物語があることに
気づくことができるかどうか、
それがコンステレーションを感じる力なのでしょう。
 
田坂氏は、それを
 
『人生の様々な出来事の中から、
「関係」や「意味」や「物語」を紡ぎだす力』



・・・と表現しています。


この「紡ぎだす」ということばに言霊を感じます。

関係を紡ぎだす、
意味を紡ぎだす、
物語を紡ぎだす。


そして、これらを
紡ぎだすことができるならば、
私たちの人生は、
はるかに広がりを持ち、
さらに深みを増し、
より幸せに満たされるのでしょう。







[お薦めの田坂広志氏の著作]


成長し続けるための77の言葉成長し続けるための77の言葉
(2010/12/23)
田坂 広志

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未来の見える階段  詩的寓話 人類の未来 その彼方に未来の見える階段  詩的寓話 人類の未来 その彼方に
(2010/12/10)
田坂広志

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ガンジーの「7つの社会的大罪」を考える

ガンジー7つの社会的大罪

Politics without Principle

「理念なき政治」

Wealth without Work

「労働なき富」

Pleasure without Conscience

「良心なき快楽」

Knowledge without Character

「人格なき教育」

Commerce without Morality

「道徳なき商業」

Science without Humanity

「人間性なき科学」

Worship without Sacrifice

「犠牲なき宗教」


        マハトマ・ガンジー




小出裕章京都大学、原子炉実験所助教授は、
参議院の委員会に参考人として立ち、
脱原発について語りました。

参議院、小出裕章京都大学助教授


ニュースにもあるようにもメルトダウンが起きており、
さらに溶けた高温の燃料が圧力容器を破壊しています。

格納容器の底に達する「メルトスルー」が発生し、
さらに格納容器の底に穴があき、汚染された冷却水が
大量に外部に漏れ出している可能性も高くなっています。

本当に手の施しようがない状況になっているのかもしれません。

しかし事実は、明らかにされていません。

この参考人証言を小出氏は、
ガンジーの墓碑銘の言葉、七つの社会的大罪を引用して、
政府のあり方、電力会社の在り方について訴えました。

マハトマ・ガンジーの墓碑銘に、
次の七つの社会的大罪が刻まれています。

ガンジー、七つの社会的大罪


次のように書かれています。

Politics without Principle 「理念なき政治」

Wealth without Work 「労働なき富」

Pleasure without Conscience 「良心なき快楽」

Knowledge without Character 「人格なき教育」

Commerce without Morality 「道徳なき商業」

Science without Humanity 「人間性なき科学」

Worship without Sacrifice 「犠牲なき宗教」




1.理念なき政治


今の政府をみると政治理念、指導性、ビジョンの無さを痛感します。


2.労働なき富


金融工学の発展により、金が金を生む労働なき富が生まれ、
働くということはないかが問われる時代となっています。

働くとは、傍(はた)を楽にすることであると、
多摩大学院教授、ソフィアバンク代表の
田坂広志氏から学びました。


3.良心なき快楽


人の欲望や快楽は倫理観、良心がなければ、社会を破壊します。


4.人格なき教育


没個性・横並びの教育、知識偏重教育は、
大きな壁に当たり、見直しと反省を迫られています。

創意工夫・自立心・協力精神・道徳心・人間性…
といった人格を育む教育を土台として、日本の未来を背負う
子供たちを育ててゆかねばなりません。


5.道徳なき商業


経済最優先の道徳を忘れたビジネスは許されません。

経済の語源は「経世済民」であり、
「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」
というのが本来の意味です。

経済活動というものは、人々の生活の向上、
人々の幸せに寄与するものでなければならないのです。


6.人間性なき科学



人間性を無視してまで科学・技術の進展が必要でしょうか。

科学が暴走した時、人類を破滅させることも起こりえます。
今回の原発問題を機に、もう一度人間性ある科学を
考える時に来ています。


7.犠牲なき信仰



どんな宗教であっても、信仰とは己の信じる道に
従って生きることであり、
同時に他に幸せや愛を分け与えてゆく、
利他であると思います。

その意味では、信仰とは自己犠牲の上に
成り立つものであり、
自己犠牲なき信仰は、自利、利己の世界に
陥ってしまうでしょう。

改めて、この七つの社会の大罪を読むと、
私たちがこれから、なにをすべきかを
改めて考えよという、ガンジーの言葉が聞こえてなりません。


ガンジーの言葉をもうひとつ。


 明日死ぬと思って生きなさい。

 永遠に生きると思って学びなさい。





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