プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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安眠を売るというビジネス


安眠を売るというビジネス


シャッター商店街という言葉が聞かれる。
商店街の店がつぶれてシャッターが降りたままの店が並ぶ。
最近見かけなくなった店に、布団屋がある。
今時は大型のスーパーや通販で買えるので、
専門店は必要なくなってしまったようだ。

布団や寝具の大手企業として、
有名な西川産業という会社がある。
創業は、なんと1556年、450年前の江戸時代だ。

全国に直営店、チェーン店を350店持っている。
これを1000店に増やそうとしている。

なぜそんなことをしようとしているのか?

地方を中心に、高齢化が進み、健康ニーズがある。
眠りは健康の重要な要素であり、
布団店を眠りの相談所に変えようとしている。

実際、睡眠に不満を持つは、65%いるらしい。

そこでスリープマスターという資格を作り、
安眠の指導者を育成して、
ストレッチ、アロマ、音楽、寝具の提案をする。

商品もオーダー枕、高機能寝具Airを発売。
Airはアスリートに人気で、フィギュアスケートの羽生選手も愛用。
TVCMにも起用する。

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モノとしての布団を売るのは難しい。
しかし、
安眠、快眠を提供すると
新しい大きなマーケットが見えてくる。

どういう価値を提供できるかを考えることは、重要。

自分の会社は、
どんな価値を提供しているのかを
考えるとビジネスの可能性が見えてくる。

私の会社は、経営者の課題解決のお手伝い
をしていると言える。

単なる節税や利益の繰延などではない、
本業を支える事業、企業防衛というど真ん中の提案を
オーナー経営者に薦めている。

老舗企業も進化を続けている中で、
私たちも進化していかねばならない。


天崎拝
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| プロフェッショナルのマネジメント | 08:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アリストテレスの教え


アリストテレスの教え


アリストテレスによれば、
人を説得要素は3つあります。

それは、「エトス」「パトス」「ロゴス」です。

エトスとは、信頼

英語のEthics(倫理)の語源であり、
人と人との信頼関係が深まれば、
相手を説得することができるということです。

パトスとは、情熱

英語のPassion(情熱)の語源であり、
まさに熱い思いが人を動かす、ということです。

そして、ロゴスとは、論理

英語のLogic(論理)の語源でもあり、
理論や理屈で人を説得することです。

アリストテレスはこの三つを
人を説得する要素としています。

例えば、あなたがマネージャーで、
あなたのチームに、
業績の悪い営業マンがいたとします。

あなたは、どういう話をしてその営業マンの士気を上げ、
業績をアップできるでしょうか。

あるマネージャーは、こう言います。

「あなたの実績は昨年がこうでした。
   これだけの活動をしたら、
   こういう成果につながるなずです。
   だから、ここから始めましょう。」

これは、データをベースにした
ロゴス(論理)での説得になります。

確かに理路整然としていますが、
キャリアの長いこの営業マンは、
「わかりました」と言いつつ、
どうも納得はしていないようです。


別のマネージャーは、こう言います。

「この業績が続くと収入も下がって、
   仕事が続けられなくなってしまいます。
   家族もいるのだから、
そんなわけにはいかないでしょう。
大至急手を打って、改善してゆきましょう。」

危機感をあおって、
パトス(情熱)に訴えて、
熱く語っています。

「確かにその通りです。
辞めるわけにはいかないので、
頑張ります。」

そう返事はするものの、
どうも乗り気でない様子です。

そして、
もう一人のマネージャーはこう言います。

「私はあなたのこれまでの努力を見て来ています。
   私はあなたを100%信頼していますから。
必ず乗り切っていけます。」

さて、こう告げられた営業マンの気持ちは、
どうなったでしょうか。

私を心から信頼してくれているのだと
感じた時に人は、どのような反応をするでしょうか。

これこそが、エトス、信頼です。


エトス、パトス、ロゴスは、
いずれも重要です。

本当に人の心を動かすにはすべて必要なものです。

ただし、
この三つには順番があるように思います。

正確に言えば、
その人の状況によって、
順番が異なってくるのです。

例えば、
この営業マンが、入社し立ての新人であれば、
ロゴスに訴えて、
何をどうすべきかをしっかりと
細かく指示しなければなりません。

また、テンションが落ちていたり、
キャリアもそこそこあって、
少し慣れや飽きが出てきて、
気が抜けて業績が落ち込んでいるのであれば、
パトスに訴えて、
情熱を注入すれば、
復帰できるかもしれません。

しかし、
キャリアも長く、
またしばらく低迷が続いている人には、
ロゴスやパトスは無力のことが
多いのではないでしょうか。

そういうキャリアのある人であれば、
初めにエトス(信頼)が来なければなりません。

なぜなら、過去に必ず努力した時期があり、
また栄光とも言える時期も経験しているからです。

今この時の業績が悪い、
今この時の仕事への取り組みが甘い、
それだけを見て、
その人の全てに問題があるとは判断できません。

むしろ、必要なことは、周りからの信頼です。
そして、自分自身への信頼の回復です。

このような状況の人ほど、
自信を失っており、
自分自身の力を信頼できなく
なっていることが多いのです。

ですから、まずつくるべきは、
信頼関係です。

そして、
自分自身への信頼、
つまり、自信です。

お互いの信頼関係がなければ、
ロゴス(論理)で説得しても、
人の心は、動きません。

パトス(情熱)も同じで、
ただ感情に訴えても
心には響きません。

まずは、エトス(信頼)、信頼すること。

信頼の心で接すると
自ずと相手に対して
なんとかしてあげたいという思いが
ふつふつと湧いてきます。

信頼の上に、
思いをのせてパトス(情熱)を込めて、
接することになります。

そして、互いに信頼し合い、
熱い心で接するからこそ、
ロゴス(論理)が本当に
腹に落ちてゆくのだと思います。


私たちは、
エトス、つまり信頼することで、
初めて心が動かされるのではないかと思うのです。


天崎 拝





アリストテレスの言葉 ―経営の天啓アリストテレスの言葉 ―経営の天啓
(2011/03/25)
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人を育てるということ

激励をうけた子どもは  

自信をおぼえる  

寛容にであった子どもは  

忍耐をおぼえる  

賞賛をうけた子どもは  

評価することをおぼえる  

フェアプレーを経験した子どもは  

公正をおぼえる  

友情を知る子どもは  

親切をおぼえる  

安心を経験した子どもは  

信頼をおぼえる  

可愛がられ抱きしめられた子どもは  

世界中の愛情を感じ取ることをおぼえる


ドロシー・ロー・ノルト





私の会社で、常に話題になるテーマの一つに、
新人育成があります。

世界各国の関連会社でも、
このテーマが議論されない日はありません。

なぜ、新人育成が話題になるのでしょうか。

新人の業績が、期待通りではないから。
以前に比べると平均値が下がってしまっているから。
初期段階で上手くいかないと仕事を辞してしまうから。

・・・ということがその理由になっています。

確かに目に見える事象は、そうかもしれません。
入社した新人自体に問題があったのは事実でしょう。

私は、自分が採用した仲間たちは、
例え同じような年代であっても、
全て自分の子供であると考えています。

ですから、問題があっても、
上手くいかないとしても、
飲み込みが悪くても、
子供は子供ですので、
親として、それをどうサポートするかを
考えています。

私にも、二人の息子がいますが、
自分の子供に対しても、
当然同じように接しています。

そもそも、自分の子供がいかに課題を抱えていても、
子供を見捨てる親などいるはずがありません。

基本的にそれと変わりありません。

人を採用すること、
採用した人を育てることは、
それだけの覚悟が必要だということです。

もちろん、採用される側の新人にも、
それ相応の覚悟が必要であるのは当然です。

お互いに覚悟を決めているから、
厳しいことも言えるし、
心から誉めることもできるのです。

そういう思いで、
どこまで徹底して関わり続けることが出来るのかを
考えることが、新人育成の本質であると思います。

トレーニングやマネジメント手法なども、
重要ではありますが、
それらは具体的なツールに過ぎません。
本質は、親としての愛情、
子供に対する責任、
一緒に道を歩む覚悟であると思います。

ドロシー・ロー・ノルト女史は、
その著書、「子どもが育つ魔法の言葉」で
子供は親の鏡であるとして、
次のように言っています。


批判ばかりされた子どもは  
非難することをおぼえる  

殴られて大きくなった子どもは  
力にたよることをおぼえる  

笑いものにされた子どもは  
ものを言わずにいることをおぼえる  

皮肉にさらされた子どもは  
鈍い良心のもちぬしとなる 

しかし、


友情を知る子どもは  
親切をおぼえる  

安心を経験した子どもは  
信頼をおぼえる  

可愛がられ抱きしめられた子どもは  
世界中の愛情を感じ取ることをおぼえる   



親として、
自分の子供に対してできることは何なのか、
子供と同じ新人達にも何ができるのかを
示唆してくれる言葉です。

親が、そして親としてのマネージャーが、
子供達に与えられるものは、
無償の愛であり、
愛情に基づく教育であると思うのです。


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