プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

2014年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年03月

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地頭を鍛える方法 その3 答えのない問いを考え抜くこと

地頭を鍛える方法 その3

答えのない問いを
考え抜くこと




前回は、
知恵や知性を生み出す地頭を鍛えること
の重要性について触れました。

そのためには、
急いではいなくても、解決すべき重要な課題、
難問を避けることなく、
今この時から考えていくことが大切になります。

それが、結果として、
将来の会社やビジネスのためでもあり、
また一個人としても、
その地頭を鍛えることにつながっていくからです。

こう考えると私たちのやるべきことは、
明らかです。

私たちは、
簡単なことや楽なことに目が行きがちです。

世の中でも、簡単に、すぐに、楽に…をうたう
キャッチフレースが蔓延しています。


しかし、
実際に私たちが直面する問題は、
決してそれほど簡単なものではなく、
むしろ難しいものばかりです。

そういった難しい問題を後回しにせず、
あえて今から挑戦することが必要になります。

しかし、
そう簡単に答えが出るわけではありません。

考えて考えて、考え抜いても、
これが唯一の正解、
という答えが出るわけでもないでしょう。

そこが、
日本の学校教育と大きく異なる部分でもあります。

学校の試験問題には、唯一絶対の解決があります。

それをどう導き出すかが、
勉強のテーマです。

しかし、
私たちの抱える課題には、
おそらく唯一絶対の解はありません。

いく通りもの答えがあり、
何を選択するか、どう実行して行くかで、
結果が変わってくるというのが実際でしょう。

ですから、私たちは、
考えて考えて、考え抜かなければなりません。

それが、地頭を鍛えるということです。

地頭が良くなければ、
難問の解決はとても出来ません。

鶏が先か、卵が先かということになりますが、
私たちは、日々の仕事や生活の中で、
これらの難しい問題と対峙すること、
そして真剣に考えていくことが、
地頭を鍛えるとともに、
問題の解決につながるのです。

ですから、
今日はまだいいだろう、
また今度考えようと楽をしていると、
せっかく持っている脳の力も、
地頭の回路も全く働かず、
結果知恵も知性も一切
蓄積されないことになります。

まず、
面倒なこと、厄介な問題、
手強い課題と感じるものに、
あえて今、
挑戦する勇気を持ちましょう。

その困難な課題を
考えて、考えて、考え抜くことが、
あなたの地頭を鍛え、
結果として、
正解が一つではない問いに答え、
独自のオリジナルの戦略を
生み出すことになるのです。


天崎 拝




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地頭を鍛える方法 その2 難問に取り組むこと


地頭を鍛える方法 その2

難問に取り組むこと




前回、21世紀の世界経済を牽引するものは、
人、もの、金、情報に加えて、
それを活かしていく知恵や知性に変わっていくと言いました。

これからの時代は、
知恵と知性がお金を生み出し、
世界経済の構造を変えることになる
ということです。

それでは、この知恵や知性とは、
いったいどのようなものなのでしょうか。

また、どうやって生み出していくのでしょうか。


1904年にイギリスの心理学者スピアマン氏は、
人間の持つ様々な能力には深い関連があることを発見
しました。


2014022513000851b.jpg





一つのことに長けている人は、
他のことについても得意であるという傾向がある
と言います。

つまり、
色々なことに応用可能な「地頭の良さ」というものが、
存在するということです。

スピアマン氏の研究は、その後、
色々な分野に応用できる「一般知能」や「知能指数」という
考え方に発展していきます。

それらの研究やデータから明らかになったことは、
これらの知恵や知性、つまり地頭というものは、
天性のもの、生まれつき決まっているものではなく、
後天的に鍛えることができるということでした。

脳の活動の研究によると、
この地頭のよさと関係するのは、
前頭葉を含む回路にあると言われています。

特に、外側前頭前野、つまり前頭葉の側頭部分が、
スピアマン氏のいう「一般知能」と関連しているそうです。

面白いことに、
この地頭の良さと関連する外側前頭前野というのは、
特に難しい問題を考えているときに活動するのだそうです。

逆にやさしい問題を考えている時には、
あまり活動しないようです。

さらに、
この外側前頭前野の色々な回路の中でも、
背外側前頭前皮質という部分は、
脳の「司令塔」のような役割をしている
ということがわかっています。

つまり、ここが脳の中の様々な回路に
「今、この問題に取り組むこと」
という指令を出しているのです。

当然ですが、難しい問題の方が、
この司令塔に求められる役割は大きくなりますので、
脳が持っている全ての力を総動員しなければなりません。

ですから、
地頭の良さを鍛えるためには、
やさしい問題ばかりに取り組んでいても、
効果がないということです。

ゆとり教育ということで、
教育現場では一時その内容が
どんどんやさしくなっていきましたが、
これは子供たちの地頭を鍛えるには
逆効果だったということです。

私たちの仕事の中でも、
日々様々な問題に直面します。

その中には、
「これはちょっと手強い問題だ」
「この問題は、そう簡単には手をつけられない」
というような難問が出てきます。

大抵の場合、
そういう重要な問題は、
今すぐには手をつけることができず、
後回しになる傾向があります。

重要度と緊急度のマトリクスで、
4つの象限を作って、
抱えている仕事をプロットしてみると、
一般に図のようになるでしょう。


201402251302400e2.jpg



ここで問題なのは、優先順位をどうつけるかです。

重要かつ緊急の第一象限から手を付けるというのは、
当たり前のことです。
問題はその次です。

多くの場合、
私たちは、第三象限の緊急であるが重要ではないこと
に手を付けがちです。

目の前に差し迫って、解決を求められているので、
何とかしなければと考えるのは仕方ないことです。

しかし、時間には限りがあり、
そこまでやると時間はなくなり、
第二象限はそのまま放置されてしまいます。

緊急度は低いので、
今日やらなくても、すぐに問題は起こりません。

ここにあるのは、
気になっていても手が付けられない
というような問題です。

しかし、
時間が経つと同時に、
これらの問題は次第に増幅し、
解決しようとしても、
時間やコストが相当にかかってしまい、
さらに手が付けられない状態に陥ってしまいます。

皆さんの会社でも、
そのような問題がいくつか存在するのではないでしょうか。

わかっているけど、
誰も手をつけられない問題。

時にそれは、
イノベーションのジレンマとも
言われることもあります。

過去の成功体験があるので、
世の中が変化しても、それを変えらずに、
徐々にボディーブローのようにダメージを
受けていくような課題も
この第二象限にあるはずです。

そして、
このような課題と向き合わなければ、
会社も、ビジネスもいずれは立ち行かなくなります。

人間も同じです。
このような難問をスルーしてしまうと
地頭を支える前頭葉の回路を
鍛えることはできないのです。

スピアマン氏の研究以降、
わかってきたことは、
この知恵や知性はすべてにつながっていて、
何か一つの分野で難しい問題に取り組むことが、
結果として他の分野での能力向上にもつながって、
一般知能を向上させる結果にもなるということです。

ですから、
急いではいなくても、
解決すべき重要な課題、難問を避けることなく、
今この時から考えていくことは、
結果として、
将来の会社やビジネスのためでもあり、
また一個人としても、
その地頭を鍛えることにつながっていくのです。


天崎 拝


| プロフェッショナルマネージャーの作法 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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02/25のツイートまとめ

HideoAmazaki

"@Nietzschebotjp: 043 脱皮して生きていく 脱皮しない蛇は破滅する。人間もまったく同じだ。常に新しく生きていくために、わたしたちは考えを新陳代謝させていかなくてはならないのだ。 『超訳 ニーチェの言葉』より ---脱皮できない蛇は死ぬ。変化すべし。
02-25 20:17

"@M_KounosukeBOT: 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る。"---お世辞でモノは売れないが、売った後の奉仕、つまりフォローや保合がなければ、一生のお客様にはなって頂いない。
02-25 20:12

| Twitterで語るプロの学校 | 03:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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地頭を鍛える方法 その1 いかに知恵と知性を集積するか

地頭を鍛える方法 その1

いかに知恵と知性を集積するか





皆様、
大変、ご無沙汰しております。

しばらく、筆を置いておりましたが、
また、プロの学校への投稿を再開いたします。

しばらくの間、休憩を続けていますと、
色々な想いが蓄積され、
書きたいという思いが溢れてまいります。

これから、
その思いを書き綴ってゆきたいと思います。


さて、
今週は、
「地頭を鍛える」というテーマです。

私たちは、仕事柄、多くの人とお会いし、
この仕事で成功できるであろうという人を
選んで仲間に加えております。

その際に、私は、幾つかの視点で
その適性を見ています。

その中の一つが、
今日のテーマの「地頭」です。

地頭がいい、地頭がある、
などと言いますが、
この地頭とは、
どういうものでしょうか。

私は、その字の如く、
頭の下地にある能力、
例えば、応用力や理解力といった
脳の力であると考えています。

今日からしばらくこの地頭について、
考えてみましょう。



私たちは、今何かを調べたいと考えた時に、
まずやることは、グーグルで検索するというのが一般的でしょう。

昔は、図書館で調べるという時代もありましたが、
今は図書館の蔵書でもネットで検索する方が早く、簡単です。

この当たり前のように日常で使っている
検索エンジンのグーグルは、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン
という2人の大学院生が書いた論文によって生まれました。


20140223221807028.jpg



この論文は、
インターネットサイトの重要性をグラフ構造で解析する
というものでしたが、2人はここから発展させて、
グーグルを創設し、グーグルは加速度的に進化を続けています。

グーグルが生み出したたくさんの検索ツールは、
まさに知恵と知性の集積の結果であると言えます。

よく、なぜ日本でグーグルやiPhoneが生まれないのか
という議論がありますが、
もし今の日本に足りないものがあるとすれば、
それは、
人、もの、金、情報などの資源ではなく、
それをいかに活用するかという知恵と知性ではないでしょうか。

日本が本当に失われた20年から復活するには、
私たち日本人がいかに知恵や知性を世界に発信できるか、
が決め手になるでしょう。

21世紀の世界経済を牽引するものは、
人、もの、金、情報に加えて、
それを活かしていく知恵や知性に変わっていく。

つまり、
知恵と知性がお金を生み出し、
世界経済の構造を変えることになる
と言われています。

多摩大学院教授の田坂広志氏は、
こうしたパラダイム転換の先に、
“成熟した資本主義社会”が広がっているとして、
それを「目に見えない資本主義」と呼んでいます。

これからの経済は、貨幣では測れない「豊かさ」、
つまり、知識、関係、信頼、評判、文化といった
「目に見えない価値」が資本となり、
「目に見えない資本主義」が誕生すると考えられます。


目に見えない資本主義目に見えない資本主義
(2009/07/24)
田坂 広志(たさか ひろし)

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では、
この知恵や知性とは、
いったいどのようなものなのでしょうか。

また、
どうやってそれを生み出していくのでしょうか。

次回は、
その仕組みについて考えて見ましょう。


天崎 拝



| プロフェッショナルマネージャーの作法 | 09:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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02/19のツイートまとめ

HideoAmazaki

"@eigomeigen: 運命は、快く受ける者を導き、しぶしぶな者を引きずる。 セネカーーー受け入れることが大事。
02-19 21:15

"@John_lennonbot: 自分は負け犬かも知れないと思う僕がいる。一方で、自分を全能の神だと信じる僕がいる。"---やはりジヨンレノンはただ者ではない。
02-19 21:13

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02/14のツイートまとめ

HideoAmazaki

"@murakamibot: 本当の支えになるものは自分自身の考え方しかない。村上龍
02-14 19:17

"@gandhi_tamashii: 恐れるな、道はひらける。(『ガンディー 魂の言葉』)"
02-14 19:16

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02/13のツイートまとめ

HideoAmazaki

“@ProfessionalBot: 課題解決のために、今までの考え方に縛られず、その時最適の方法を生み出すことが出来る人、また、そのための努力を怠らない人 - 牛田貢平 (鉄道ダイヤ作成)”ーーー臨機応変の柔軟性と一本筋の通った信念を持つこと。それがプロフェッショナル。
02-13 08:26

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02/06のツイートまとめ

HideoAmazaki

I added a video to a @YouTube playlist http://t.co/z1WwIu4lP6
02-06 19:10

I added a video to a @YouTube playlist http://t.co/SyWMM0P1z2 【動画でわかる】 ソニー生命
02-06 18:58

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02/05のツイートまとめ

HideoAmazaki

"@gandhi_tamashii: 恐れるな、道はひらける。(『ガンディー 魂の言葉』)"ーーー迷わずに進むこと。
02-05 21:09

変化はコントロールできない。できることは、その先頭にたつことだけである。---いかにして変化の予兆を見つけ、その先頭に立てるかが勝負。
02-05 21:02

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