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戦略は実行である4 柔軟性(素直さ、謙虚さ)


戦略は生きている。

大まかな方向を決めたら、

とことん実行するだけだ。

ジャック・ウェルチ


私は、戦略を実行してゆくために、必要なものが3つあると考えています。

それは、

1.大局観と集中力

2.柔軟性(素直さ、謙虚さ)と自然な形でのイニシアチブの禅譲

3.継続的な対話(フォローアップとモニタリング)


前回まで、大局観と集中力について触れました。
これも考えると深いテーマですので、
また別の機会に考えてみたいと思います。

今日は、二つ目の

柔軟性(素直さ、謙虚さ)と自然な形でのイニシアチブの禅譲

について、思うところを述べたいと思います。

どんなに時間をかけて深く検討された戦略も、
それはあくまで仮説にすぎません。

戦略は実行を通じて初めて練り上がり、
実践による検証がなければ、意味がありません。

GEを再生したジャック・ウェルチ氏は、

戦略は生きている。

大まかな方向を決めたら、
とことん実行するだけだ。

と言っています。

つまり、実行は、戦略の単なる後工程ではなく、
戦略という仮説を具体的に展開することです。

そして、戦略立案の段階では明確に出来なかったこと、
予想も出来なかったこと、
実行して見ると間違っていたとわかったこと
などを現場での実際の行動の中で知ることとなります。

私はこの数ヶ月間、マーケットのニードや現状のセールスの
分析からいくつかの課題を設定して戦略の策定に取り組んでいます。

今後はこの様な打ち手が必要であると
いったコンセプトワークから始め、
それを具体的な戦術レベルまで落とし込んで
マーケットのデータ、知識をまとめた教育マテリアル、
セールスプロセスにマッチしたツールの開発などを
現場のメンバーも参加した本社と現場の合同の
プロジェクトチームで進めてきました。

本社が戦略をつくり、それを現場が忠実に実行すればいい
という考えでは、現実には何も実行はされません。

現場のリーダー達が、納得し、腹落ちし、
実行の方策を自らの問題として考えてもらう必要があります。

本社のサイドで、長時間かけて、全員の脳から
アイデアを絞り出す様にブレーンストーミングを繰り返し、
そこから侃々諤々の徹底的な議論を重ねてきました。

その議論の中で、お互いに自説を主張しながら、
そして譲歩するところは譲歩して、
枝葉をそぎ落として打ち手を絞り込んでいますので、
絶対的な自信を持って打ち出した戦略です。

しかし、そういったプロセスとは関係なく、
現場のリーダー達からは、受け手の視点から
様々な意見が出され、
こちらの提案が打ち砕かれることも多々ありました。

本社のメンバーは、マーケティングや分析、教育の
プロフェッショナルですし、
私自身も現場でのセールス経験もありますので、
我々がプランニングした戦略は、
決して的外れなものではなかったと思いました。

しかし、重要なことは、
お互いが納得し、腹落ちするまで議論し、
実行の方策を自らの問題として考えてゆくことです。

自分の考えに自信を持つのと同時に、
謙虚さと素直さを持って
互いの意見に徹底して傾聴し、
そういったやりとりの中から、
軌道修正し、ブラッシュアップしてゆく
柔軟性が重要になります。

この様なプロセスを踏んでゆくと
非常に時間とエネルギーがかかります。

現場からのフィードバックを通じて、
戦略を練り上げるプロセスがなければ、
戦略は単なる空虚な掛け声だけに
終わってしまいます。

戦略という仏に魂を入れるためには、
必要なプロセスであると思います。

しかし、これはスタート台についたに過ぎません。

こうして練り込まれた戦略が現場で実際に実行され、
メンバーや顧客の反応から、我々の戦略という仮説を
検証していかねばなりません。

走りながら考えると言いますが、
正に戦略は、生き物であり、
走りながら考え、間違いがあれば正し、
道をそれれば、軌道を修正してゆかねばなりません。

そのプロセスの中で、
さらに質の高い仮説を立てるという繰り返しが
戦略の完成のプロセスです。

ですから、戦略を実行するということは、
それを実行する中で得られる最新の情報を取り入れながら、
戦略という新しい動きプロセスであると言えます。

その意味で、

戦略は未完成なものであり、
発展途上の仮説である

考えるべきでしょう。


つまりドッグイヤー、マウスイヤーと言われ、
変化のスピードが早い現代における戦略の実行とは、
登山家が地図を開いて、計画を立てて、
頂上を目指すという静的な目標達成のプロセスでは
対処できません。

むしろ、時々刻々と変化する波に乗り続ける、
サーフィンの様な動的なプロセスではないかと
思うのです。



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