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仏教に学ぶプロフェッショナルの心得1 円空


彼を先にし我を後にするの思いを

持って思いとなし、

他を利し己を忘るるの情(心)をもって情となす。

円空、「本朝文粋、大般若経願文」




円空は、江戸時代前期の行脚僧であり、
全国に木彫りの「円空仏」と呼ばれる
独特の作風を持った仏像を残したことで知られています。

驚くべきはその仏像の数です。

円空は生涯に12万体の仏像を彫ったと伝えられ、
現存するものでも5000体を超えています。

生涯で12万体あまりの仏像を作ったというのは、
本当に驚異的な数です。

64年間の生涯で単純計算しても、
年間で1800体以上の仏像を製作していたことになります。

円空仏は全国に所在し、
北は北海道・青森、南は愛媛県までおよんでおり、
円空がどれだけ、広範囲に行脚をしながら、
仏像を掘っていたかがわかります。

しかし、円空は全国を行脚しながら、
なぜこれだけ、大量の仏像を
彫り続けたのでしょうか。

円空仏は、デザインが非常にシンプルで、
一刀彫で彫られてゴツゴツとした
野性味に溢れるものが多いのですが、
どの仏様も不可思議な微笑を湛えて
思わずこちらも微笑んでしまいます。


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これは、円空の、民衆が気軽に拝める仏像を
与えたいという思いが込められているように感じます。

それも、寺院に寄贈しお堂に鎮座するのではなく、
田畑や野に置かれることを望み、
一人でも多くの民衆の信心に応えようと
日々仏像を彫り続けていたのではないでしょうか。

そうでなければ、
一日5体もの仏像を生涯彫り続けることなど、
出来るはずがありません。

では、何が、円空をして全国を行脚しながら、
仏像を彫り続けさせたのでしょうか。

それは、利他の心、
すなわち、人に尽くす精神が、
使命感にまで昇華した生き様で
あったのだろうと思います。

本朝文粋に、大般若経願文という
円空の言葉が記されています。

彼を先にし我を後にするの思いを持って思いとなし、
他を利し己を忘るるの情(こころ)をもって情(こころ)となす。



まさに、円空は、自分のためではなく、
他人のこと、すなわち全国行脚で出会った民衆たち、
一人ひとりを大事に思いやる気持ちを我が思いとしていたのです。

そして、他者を利することを第一として考え、
自分を利することは忘れてしまってもいいという
心情を我が心情としたいと断言しています。

この言葉の行間から、
円空が、目の前の民衆たちを思い、
一心不乱に木槌とのみを振るっている姿が、
目に浮かびます。

プロフェッショナルを目指す私たちも、
己のビジネスでいかに、目の前の顧客(他者)を思い、
最高の利益、満足や幸福感をご提供することに、
真剣に取り組まなければなりません。

他利のみを考えてする仕事ができれば、
結果として己にも必ず利や満足が返って来ます。

それでは、
どうすれば他利のみを考えられるのでしょうか。

私は、セールスをしている時に
必ず心のスイッチをいれています。

そのスイッチは、

目の前にいるお客様が、
自分の家族、兄弟、両親であると
心からそう思うこと


です。




自分の家族を大切に思わない人間はいません。
家族は、最も身近で、最も大切な人達です。

だから、目の前にいるお客様も、
自分の家族だと心の中で思い込んで
お話をしてゆきます。

そうするセールスマンに対する不信感や
色々な反対、断りが出たとしても、
心が折れることはありません。

皆、自分の家族ですから、
こちらの思いを伝えるだけですし、
そのような心の姿勢は、
必ずお客様にも伝わるものです。

セールスをしていた当時、
お申し込みを頂いた後に、
お客様から、

「あなたのご家庭は、どんな家族なんでしょうか。」

と聞かれたことがありました。


「普通の家族です。こちらのご家庭と変わりません。
でもどうして、そう聞かれるのですか。」
と尋ねると、

「あなたの話を聞いていると、
あなたのご家族についても知りたくなりました。」

という答えでした。

利他の思いで接することに徹することができれば、
その思いが自ずと相手にも通じることもある
ということなのでしょう。



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