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人生というアート

もうひとつ大切なアートがある。

それは、人生というアート。

人生は、最高の自分を表現するアートである。


多摩大学大学院教授、田坂広志氏

オペラ歌手、佐藤しのぶ氏との対談から




アートというと私たちは、
美術、音楽、芸能などの芸術を連想します。

しかし、アート(art)の語源、アルス(ars)は、

技術、技巧、技能、

つまり、
仕事上のより良い技術を意味していました。

それらの技術を結集して生み出された工芸品、
美術品などの作品が、芸術的と評価されて、
芸術、アートというジャンルに昇華したのだと思います。

田坂広志氏は、オペラ歌手、佐藤しのぶ氏
との対談でこう言っています。

アートの本質とは、
制約の中での表現であり、
制約の中で最高のものが生み出される。

例えば、絵画で考えてみると、
絵の具や筆、キャンバスなどの制約があります。

印象派のクロード・モネは、「光の画家」と呼ばれ、
同じモチーフを異なった時間、異なった光線の下で描いた
連作を数多く制作しています。

特に有名なのは、『睡蓮』の連作で、
ジヴェルニーの自宅の庭にある睡蓮の池を描いたものです。

キャンバスに向かった瞬間のその風景は、
その時、その一瞬しかありません。
写真で写し撮るかのように、
その心象風景をキャンバスに描いています。

パリのオランジェリー美術館には、
360度が睡蓮の展示室があります。

その睡蓮に囲まれた部屋の真ん中にあるベンチに
しばらく座って、眺めていると、
まるで池の中にボートで浮かんでいるような
気持ちになり、耳を澄ますと、
小鳥のさえずりや、森に流れる風の音が
聞こえてくるようです。

朝の睡蓮、昼間の睡蓮、夕暮れの睡蓮、
晴れの日、曇りの日、雨の日の睡蓮、
水面と空、雲、太陽の光、
一瞬一瞬のその輝きを、
その変化を一枚の絵画に収めることはできません。

1899年から1926年に亡くなるまでの間に、
全部で200点以上描いていますが、
ひとつとして同じ睡蓮はありません。

キャンバスと絵の具という制約があるからこそ、
時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を
これだけ多彩に描くことができたのだと思います。

田坂氏は、更にこう言います。

もうひとつ大切なアートがある。
それは、人生というアート。
人生は、最高の自分を表現するアートである。


究極のアートは何か、
それは、私たちの生活、仕事、
生き様そのものがアートである
ということです。

そして仕事や、生活や生き様でさえも、
一回限りの作品となるということです。

新たな境遇と対峙し、
真摯に、そして懸命にそれに立ち向かう時、
その生き様自体がひとつの作品となり、
人生を最高のアートにすることができるのでしょう。



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