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アウトプットのための読書

INPUTを最大化すれば、

OUTPUTもそれに比例して

最大化されるはず

と思い込んでしまっている。

勝間和代氏 『ズルい仕事術』より



活字中毒の私は、
毎日1冊ぐらいのペースで
本を読んでいます。

その読み方もいろいろで、
多読ですので、速読もあり、
一方で熟読もあり、
とりあえず積ん読もあります。

多読、速読するものは、
仕事に関わる内容の本です。

特にマーケティングや戦略というのが
私の仕事ですので、新しい情報や知識を
どんどんインプットしていく必要があります。

このように、多読、速読は、
目的のある読書です。
目的を明確にして、
そのために必要な情報をインプットする読書です。

もちろん、必要な知識や情報を得る手段は、
本や雑誌などの印刷媒体だけでなく、

・その著者や専門家のセミナーに参加する
・専門家、見識者などに直接聞きに行く

といった方法もあります。

一方で、熟読したい本もたくさんあります。


例えば、
ピーター・ドラッカー氏の『経営者の条件  』
のようなマネジメントに関する本、
森信三先生の『修身教授録』のような
人生や生き方を考えさせられる本、
田坂広志氏の『仕事の思想  』などのような
自身の職業観や哲学を問われる本など、
じっくりと噛みしめて読みたい本もあります。

ですから、読書には、それぞれの目的があって
その目的に合わせて読み方も変わるのでしょう。

では、インプットを大量にすれば、
目的に沿ったアウトプットが出るのでしょうか。

『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』、
『効率が10倍アップする新・知的生産術』
で大ブレークして、多数の本を書かれている
勝間和代氏は、その新著、『ズルい仕事術』で
こう言っています。

INPUTを最大化すれば、
OUTPUTもそれに比例して
最大化されるはずと思い込んでしまっている。



つまり、ただただ、たくさんの本を読み、
ラインマーカーを引いたり、
ポストイットを貼ったり、
気になるところをメモしたり、
そういうことに時間を費やすだけでは
何もアウトプットは出てきません。

もちろん本の内容を整理することも大切ですが、
それ以上に、

まず、
自分の抱えているテーマや仕事に置き換えて考える、
今考えている仮説に当てはめてみること、


が重要です。

私の読んだ本には、
もちろんラインマーカーも引いてありますし、
大切だと思うページは折り目が入っているし、
そして、空欄にたくさんのメモが書かれています。

全て今の仕事やテーマに関連したメモです。

その文章から得たヒント、ひらめき、思い、
アイデア、気になったことなど、
なんでも書いています。

そこから派生して色々なアイデアが浮かぶこともあり、
欄外だけでなく、本の前や後ろの白紙のページにも
書き込んでしまいます。

このように、私の本は、アイデアノートですので、
ブックオフでは売れません。

一冊の本を読んだ後で、
もう一度、マーカーを引いたところ、
折り目をつけたページ、
欄外や空きページのメモを読み直します。

そしてそれをipadに整理してメモしてゆきます。

これが私の読書のアウトプットのスタイルです。

たくさんの関連する本を多読すると
このようなメモが徐々に蓄積されてきますし、
私の頭の中にも、情報やアイデアが渦巻いてゆきます。

しかし、大事なことは、そのメモではありません。

それをしばらく頭に寝かしておくこと、
ワインのように熟成させることです。



そして、重要なのはそこから先です。
そのテーマについて、誰か他の人に話をすることが
非常に重要です。

人に話をするというのは、
一番のアウトプットです。

自分の頭にあることを人に伝えようとすれば、
ある程度論理的に整理しなければなりません。

また、理解をしてもらおうとすると、
必然的に説得力のある内容になってきます。

また、相手から質問を受ければ、
当然それに答えようと考えますし、
賛成や反対の意見が出れば、
より深く考えることが出来ます。

つまり、

・多読、速読、メモで、
大量にインプットする

・頭に熟成させてから人に話す
というアウトプットをする

・対話を繰り返す


ことで、
インプットとアウトプットを
更に深めてゆくことができるのです。


このように、
アウトプットのための読書とは、
本から学んだことを単なる知識で
終わらせるのでなく、

具体的なアイデアや戦略へつなげること、
そして行動できるレベルにまで
落とし込むところまでやり切って初めて
成果に結びつくのでしょう。





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