プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

検索できない答えに価値がある

検索できない答えに価値がある

神田昌典




神田昌典氏の
「2022 これから10年、活躍できる人の条件」
を読みました。
神田氏が、時代の流れを読むための
根幹にあるとしているのが、
70年周期説。

70年のサイクルで歴史を遡っていくと、
「歴史は繰り返す」という現象が
起こっていると言います。

歴史とは、ランダムな出来事の連続により
つくられるのではなく、
同じパターンの物語の繰り返しに
よりつくられると言います。

確かに、
歴史は、螺旋的に発展する
というヘーゲルの言葉の通り、
歴史は繰り返すのでしょう。

ただし、
それは同じことの繰り返しではなく、
螺旋的、つまり、
横からみれば、上方に進化している
のではないでしょうか。

これらの歴史的事象の当てはめも、
非常に興味を持ちましたが、
私は、一行のフレーズが印象に残りました。

「シンプルに言えば、
   検索できない答えに価値があるのだ。」

検索できない答え・・・。

今私たちは、
何を調べたい、知りたいと考えると、
必ず、ヤフーやグーグルなどの
検索エンジンを使ってしまいます。

しかし、
検索できない答えにこそ、
本当の価値があるのではないでしょうか。

検索できるということは、
すでに誰かがそれをひとつの価値あるものに
仕上げてしまっていることになります。

ですから、
検索できるものは、
情報としての意味はありますが、
知識や知恵としての価値はありません。

自分自身のオリジナルの切り口で
それらの情報を再編集してはじめて、
新たな知識や知恵が生まれます。

これからは、
情報化時代から、
知識と知恵の創造の時代に
シフトが進みます。

ですから、
これからは、

検索できない答えに価値がある

と言えるのです。

神田氏は、

information に対して、
exformationが重要である


と言っています。

exformationとは、

自分が求めている世界を外に作り出していく力、
インプットしたものを噛み砕いて
アウトプットする能力である

と言います。

目指す目的に応じて情報を収集、編集し、
独自の、オリジナルな知識を創造することで
初めて価値が生まれるのです。

それを意識していくことで、
誰も考えなかった視点で、
効果的な解決策を着想することも
可能となるでしょう。

今私たちに求められているのは、
1を10にすることだけではなく、
0から1を生むことができるかどうか
ではないでしょうか。

天崎  拝


2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
(2012/01/19)
神田 昌典

商品詳細を見る




関連記事
スポンサーサイト

| プロフェッショナルの哲学 | 17:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://amazaki777.blog87.fc2.com/tb.php/262-0a91f06e

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT