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ビジョンに根拠はいらない。


ビジョンに根拠はいらない。

一橋大学、
イノベーション研究センター教授

日本元気塾塾長、米倉誠一郎



一橋大学の米倉教授のお話を聞きました。
日本のグローバリゼーションがテーマでしたが、
非常に心に響く言葉がありました。


米倉教授は、
日本の変革時の先例や世界で起きている事例を
紹介しながら、今の日本に必要なパラダイム
チェンジの方向性を示唆していました。

その中で、
個々の行為の総和によるパワーが
結集して、創発的破壊をもたらし、
世界を変えると主張され、
日本再生の思いを強く感じました。

その中で、脱原発、脱炭素化社会において
世界のリーダーとなるというビジョンを
語られました。

そこで、言われたのが、

ビジョンに根拠はいらない

でした。

ケネディ大統領が宇宙開発の
ビジョンを打ち出したことを
例に出され、
アポロが月面に到達すしたのは、
1969年ですが、
人類は月面に立つと宣言したケネディー
のビジョンに根拠はありませんでした。

なぜ、月面に到達できたのか、
それは、ビジョンに感動した
若者がこぞってNASAに入り
形にしたということが理由でした。

当時のNASAの平均年齢は、28歳、
その若さとビジョンへの情熱が
なせる技であったわけです。

ですから、NASAの成功は、
リーダーの力ではないと言います。

事実、ケネディは1963年に
暗殺されていますので、
彼自身は実現を見ていません。

ですから、よくあるカリスマリーダー
待望論はあり得ないと言います。

現在の日本のコロコロ変わる総理大臣を
引き合いに出し、
トップが良ければ
日本が変わるなどという幻想ではなく、
プロフェッショナルが周囲を変えていく
ことが重要であると言います。

つまり、
今この国に求められているのは、
リーダーではなく、
プロフェッショナルなのです。

例えば、
政治をするなら政治のプロ、
ビジネスならビジネスのプロ。

プロフェッショナルとして、
自分の仕事をしっかりとこなしていくことが、
やがては大きな力につながっていきます。

そのために、
重要なのが“構想力”だと米倉教授は言います。

エネルギーや少子高齢化など、
さまざまな問題を抱え、
日本はどこへ向かうべきなのか。

これまでの延長線上ではなく、
古い秩序を壊してイノベーションを起こし、
創発的破壊をして一歩踏み出さないと、
日本は世界から取り残されてしまいます。

そして、
一人ひとりがプロフェッショナルとして、
自分の分野をきっちりと固めていくこと、
そして、自らパラダイムチェンジを
起こすことが、
結果として世界を変えることになるのです。

プロフェッショナルが日本を救う。

いよいよ、
プロフェッショナルの時代がやって来ました。

天崎  拝

創発的破壊 未来をつくるイノベーション創発的破壊 未来をつくるイノベーション
(2011/06/09)
米倉誠一郎

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