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アスリートのフローマインド


[今日出逢った素敵な言葉]

五輪の競技場には、

魔物がいる。


体操金メダリスト、内村航平選手




ロンドンオリンピックも終わり、
テレビでは、実力を発揮して
メダルを獲得した選手の感動のビデオや
逆に期待されていたにも関わらず、
プレッシャーに負けてしまった選手の涙の映像を
放送しています。

オリンピック選手が、
競技場に立つ時には、
どんな心の状態にあるのでしょうか。

アスリートたちが、
実力通り、あるいは普段の実力を超えて
力を発揮sている時の心の状態は、

「フロー」「ゾーン」「ピークエクスペリエンス」

などと言われています。

このフローの状態とは、

一つの活動に深く没入しているので、
他の何ものも問題とならなくなる集中した状態

です。そして、

その経験それ自体が非常に楽しいので、
純粋にそれをするということのために、
いくらでも時間や労力を費やすことができる状態

でもあります。
 
これは、
心理学者のチクセントミハイによって
提唱された有名な理論ですが、
実力を発揮出来なかった選手の心境を考えると、
心の状態は、「ノンフロー」であったと言えるでしょう。

つまり、

ゲームに集中出来ず、
心が揺らいでしまい、
本来のパフォーマンスが発揮できない状態


であったと言うことになります。

4年間、歩いそれ以上時間とエネルギーを
費やしてきたにも関わらず、
このような心の揺らぎが
起こってしまう原因は、
一体何なのでしょうか。

・金メダルを取らねばならないという
   周囲の期待からのプレッシャー

・演技に失敗することへの恐怖心

・No.1選手に対する弱気

・失敗するかもしれないという思い込み


国内で厳しい競争に勝ち抜いてきた
選手たちであっても、ゲームの中で、
様々な思い込みにとらわれて心が
揺らいでしまうのかもしれません。

特に、メダルを期待されていた、
柔道などでは、
これが顕著であったように思います。

銀や銅のメダルを獲った選手も
その両親さえも、心から喜んでいない姿を
みるにつけ、金メダルへの執着と
プレッシャーを強く感じます。

しかし、
このようなマイナスの思い込みだけが
原因ではありません。

五輪の競技場には、
魔物がいる…

と男子体操の内村航平選手は、言います。

前評判は、金メダル最有力候補。
実際、内村航平選手は、金メダルひとつ、
銀メダル二つを獲得しました。

個人総合の最後の種目、床運動の演技の最中に
五輪の魔物は、現れました。

昨年の世界選手権では、種目別で優勝した
最も得意とする種目でした。

最初のあん馬から5種目ミスなく演技ができて、
『あとは(床運動の)一個だから大丈夫だ』という
 気持ちになると、魔物に襲われた。


と内村選手は言います。

演技で着地にミスが出てしまったのです。
メダルの色が変わるようなことは
ありませんでしたが、
ミスが起きたこと自体に、
内村選手は自分でも驚いたそうです。

この魔物の正体はなんでしょうか。

それは、

一瞬の気の緩み、集中力の途切れ

でしょう。

いかに技術的に優れていても、
どんなにパワーがあっても、
メダルにふさわしい実力を持ち続けるのは、
限られた人しかいないと言うことです。

つまり、

一番大事な場面で力を発揮できること、
最も緊張する場面でもブレずに活躍できること、
状況に関係なく、持ち前の実力を出せること、
心の強さを最後まで途切らせないこと、

それが真のプロフェッショナルの
アスリートではないでしょうか。


[今日の学び]

心の強さを最後まで途切らせないこと、

それがプロフェッショナル





天崎 拝



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(2010/05/10)
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