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君子に九思あり。 その一、見るは明を思う。

『君子に九思あり』

孔子曰く、

君子に九思あり。

見るは明を思う。

孔子




まずは、九思の1つ目、
『見るは明を思い』から始めましょう。

孔子は、
君子が持つべき思いの1つ目に、
物事を見るときは、隠された部分、
すなわち本質を、はっきりと見るように
常に心がけなければならない
と言います。

本質を見抜くことは、
企業の戦略を立てる上でも、
個人の人生でも、
非常に重要です。

しかし、これは決して容易なこと
ではありません。

そもそも本質とはなんでしょうか。

本質とは、大辞泉によれば、

1 物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。
2 哲学で、存在するものの基底・本性をなすもの。


とあります。

まさに、科学者の追求する新たな法則、
哲学者が究める真理にも近いものであると思います。

では、どうすれば、
本質を見抜くことが出来るのでしょうか。

まず、大切なことは、
ものの見方、すなわち、
物事を見る上での、
視野、視点、視座が重要になると思います。

まず、どういう視野でものを見るか、です。

一言でいえば、
多面的な視野で、ものを見ること
つまり、色々な断面、角度から物事を捉えることです。

その一つは、自分の考え、主観的なものの見方です。
自分の側から見た見方です。

また、自分と異なる他人の考えや
自分を離れ、第三者の視点で客観的に
状況を見ることも重要です。

特に、自分の意見と対立する意見を
冷静に見ることが出来るかどうか、
その柔軟性と謙虚さが必要です。

また、視野を広く持つためには、
全体像を俯瞰して見る、
いわゆる鳥の目でものを見る
ことが必要です。

これとは別に、
視点も重要です。
長期的な視点でものを見ること

私たちは、どうしても、
今目の前に起こっていることを見て、
今すべきことを考える習性があり、
短期的な視点でものを見がちです。

時流がどの方向に進んでいるのか
魚の目で見ることも必要です。

また、視座も重要です。

虫の目で見ること
忘れてはいけません。

事実は何なのか、
現場では何が起こっているのか、
お客様はどうなのか。

情報源は、複数持たないと事実を
つかむことはできません。

社内の情報源だけでなく、
社外のネットワーク、複数のメディア、
信頼の置ける専門のアドバイスも
重要です。

視野を広げ、視点を変え、
視座を複数持つことで、
根本は何なのかを考えることができます。

このように、
物事の本質を捉えるプロセスの繰り返しで、
人は成長し、君子に向かうのだと思います。


天崎 拝



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