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なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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マネージャーは、まず自分を変えよ。

マネージャーは、まず自分を変えよ


あなたがなすことは、

たいしたことではないかもしれない。

それでもやらなければならない。

世界を変えたければ、

まず自分から始めなければならない。

マハトマ・ガンジー



世界を変えるというのは、
なかなか難しいと思いますが、
マネージャーの立場にある人たちは、
自分の組織や部下を変えたいと思うことが
あるのではないでしょうか。

ガンジーの言葉を借りれば、

自分の組織や部下を変えたければ、
まず、自分自身を変えよ


ということになるでしょう。

しかし、
自分をどのように変えればいいのでしょうか。

セールスマネージャー
としての経験からいうと
メンバーと接する時の姿勢を
変えることだと思います。

正確に言えば、
メンバーの状況、レベルに応じて
接する姿勢を変えるということです。

特に相手が新人の場合、
私たちがトレーニングでよくやることですが、
悪い面を発見して指摘して、
修正することです。

マネージャーのテキストにも
書いてありますし、
悪いところを治すのは、
トレーナーでも、医師でも
同じように重要なことです。

大切なのは、
その修正の仕方ではないでしょうか。

本当に入社してすぐであれば、
先生と生徒の関係で、
ビシビシ指摘して鍛えるという
時期もありますが、
数ヶ月経って自立しつつあるメンバーに
同じことをやるのは逆効果です。

指摘されていることが、
正しいとわかっていても、
その通りに変えようとはしません。

人は、言われた通りにやりたい
とは思わないからです。

ですから、基本は悪いところを
見つけることだけでなく、
いい所を見つけることです。

トレーナーという立場でものを見ていると
悪いところが気になってしまいます。
そして、治してあげたいと思うあまり、
その部分を指摘してしまいます。

それが、受け入れられる時期と
そうはならない時期があります。

ロールプレイやジョイントワークなどの
トレーニングを避けるようであれば、
もうこういう時期に入っているということです。

その場合は、
ストレートに欠点を指摘したりせず、
まず、いい所を発見して、
そこを具体的に褒めることです。
具体性のない褒め方は、
意味がありませんので、
出来るだけ具体的に伝えます。

一般に、自分の良いところは、
自分で見つけるのは難しいので、
そこをきっちりと褒めてあげることは
非常に重要です。

そして、
褒めたことに加えて、
ここももう少しこうすると
さらに良くなるんじゃないかと
一つだけ、より良くするアドバイスとして
伝えてあげるのです。
ここで、本当は言いたいことが3つあっても
一つしか言ってはいけません。
一番重要なことを一つ言うだけです。

そして、
また最後に褒める。

これを私はサンドイッチ法と呼んでいます。

褒めることで、
伝えたいことをサンドする
のです。

また、
ある程度キャリアがあるメンバーの場合、
短所を指摘しても、
修正が難しいことが多い場合があります。

なぜなら、多くの場合、
短所と長所はコインの裏表であることが
多いからです。

短気な人は、決断が早い。
じっくり慎重な人は、
スピード感はないが、着実に進める。

こういうことは、よくある話です。
いいところと悪いところは、
裏返しです。

だから、
欠点を修正すると長所も
ダメになるということがあります。

では、どうすればいいのか。

それは、長所伸展です。

長所を徹底的に伸ばすのです。
そして、短所をカバーしてしまえばいいのです。

メンバーをよく観察して、
その一番良いところを徹底的に
引き出すことです。


引き出すのは、マネージャーだけでなく、
他のメンバーの視点も重要ですし、
お客様の声も重要です。

多面的視点から良い面を引き出すことです。

これはなかなか、
自分だけでできることではありません。

なぜなら、自分のいいところは、
自分では発見できないからです。
自分でできることは、
当たり前なので、
それが、良い点だとは気づかないものです。

そして、
それをどう活かしていくのがいいかを
一緒に考え抜くのです。

伸ばしていくべき強みが明確になれば、
次にその人の周りに、
のびのびと成長できるような空間、
長所を活かせる状況を
創り上げることが重要です。


するとそのメンバーは、
その機会を生かすべく
果敢に行動を起こします。

マネージャーは、
それを見守り、励まし、
うまく行ったことをほめてあげる。

うまくいかなかったことは、
一緒に原因を考える。
修正してチャレンジする機会をつくることです。

ここで気をつけなければならないことは、
マネージャーやリーダーは、
そうしたことの多くは、
自分ではそれらを問題なく出来ていたからこそ、
マネージャーになっているということです。

しかし、
自分でできることが、
人もできると訳ではありません。
すぐにできるわけではありません。

だから、出来ないことを前提に
我慢強く、見守っていないといけません。

また、逆に自分ができないことを
メンバーがやろうとしている場合、
変に競争意識を持ったり、
やっかみやひがみ根性を持って
邪魔してはいけません。
メンバーの足を引っ張るのは、
論外です。

本来のリーダーの価値は、
自分より優秀な人間をどれだけ
生み出すことができるかで決まる
のです。

ガンジーのいう、
自分を変えるいうことは、
このような心の置き所を
いうのではないでしょうか。


天崎 拝



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