プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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プロフェッショナルリーダーは、伝統に革新を埋め込む


プロフェッショナルリーダーは、

伝統に革新を埋め込む





不易流行の中での温故知新、

古い革袋の中に新しいお酒を入れるような

革新をしていくことが大事だと、私は思います。


裏千家前家元、千玄室



茶の心を世界に広めた第一人者である、
裏千家前家元、千玄室氏は、
一盌(いちわん)からピースフルネスを」 をテーマに、
世界各国を行脚し、茶道の国際的普及をされた。

玄室氏は言う。

一盌(いちわん)のお茶を媒介に、
『どうぞ』『お先に』とあいさつが交わされることで、
人と人とのつながりが生まれ、
感謝する心、敬い慈しむ心が育まれる。
この茶の精神こそ、今の日本に必要なのです。

感謝の心、敬い慈しむ心、
それが、ピースフルネスにつながる
ということでしょう。


さらに玄室氏は、こう言います。

現在は人が人を大切にする時代では
なくなってしまいました。
他人のこころを傷つけ、

他の人を踏み台にして
自分だけがのしあがっていけばよい
という人々であふれかえっております。

こうした時代に人を敬い、
和みの世界と物事に動じない心を生み出していく
のが茶道なのです。
茶道とは、世界に誇ることのできる精神文化
といえるのではないでしょうか。


これはまさに、
千利休の言った、
「和敬清寂」の精神である。

当然のことであるが、
茶道の家元として、
創始者の精神と伝統を受け継いでいる。

しかし、
伝統を重んじることだけを重視していない。

雑誌「致知」のインタビューで、
こう語っている。

不易流行の中での温故知新、古い革袋の中に
新しいお酒を入れるような革新をしていくこと
が大事だと、私は思います。

大切なのは、不易流行の中に温故知新、
古き姿を正しく理解して、
その上に時代錯誤にならないようなものを
積み重ねていくということではないでしょうか。


伝統的なものを決して消し去らず、
伝承することも重要だが、
今の時代にそれをどう合わせるかも
重要だということだろう。


玄室氏はさらに続ける。

これから将来のことを考えると、
やはり父祖から託されてきた
伝統というもの、
伝統とは何かということを、
我われ中で携わる人間たちが
もう一度顧みなければいけないと思うのです。

そして、
その家業を正しく受け継いで
次の世代に渡していくことが、
伝統の一番大事な姿ではないかと思うのです。



これは、茶道という芸道に限らず、
我々のビジネスも同じである。

私の会社は、創業25周年を迎えているが、
伝統ともいうべき、
企業の理念、すなわち、
ビジョン、ミッション、バリューがある。

これらは変わることのない、
哲学であるとも言える。
しかし、
これからの日本のおかれる状況を考えると
その解釈は、変えていく必要があろう。

これも、玄室氏の言う
不易流行の中の温故知新にも通じるものだ。

世の中が移り変わり、
人の生き方が変化する中で、
変えるべきものと、
変えてはならないものがある。

ただ、その変化は、
急激なものというよりむしろ、
日々の僅かな積み重ねである。

そして、
その僅かな「新た」の積み重ねが、
新たに創るべき伝統となるのである。

だから、
本物の創造や革新というものは、
原点に立ち返って、
伝統とは何かを省みつつ、
未来に向けての新たな革新を
そこに埋め込んでいくのが、
リーダーの役割であろう。


天崎 拝


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