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なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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いいことは、おかげさま。悪いことは、身から出たサビと考えよ。

いいことは「おかげさま」、

悪いことは「身から出たサビ」

と考えよ




毎日、仕事をしているといいこともあれば、
悪いことも起こります。


普通、いいことがあると
自分の頑張りの成果だと考えます。

確かに、努力しなければ、
成果など出るはずもありませんので、
この成功の要因は、
基本的に自分以外にはないはずです。

しかし、
逆に悪いことがあると、
自分以外の誰か他人のせい、
上司のせい、会社のせい、
景気のせいなどにしてしまいがちです。
実際にそういう要因もあるでしょう。

自分は一生懸命努力しているのに、
上司が、顧客が、会社が、景気が悪いからだと
放り投げてしまえば、気休めにはなります。

その瞬間、瞬間の気持ちは、
楽になるのかもしれませんが、
でも、それでは、何も学ぶことはできません。

成功や成長を目指すならば、
何をすべきでしょうか。

ips細胞の研究で、
ノーベル医学・生理学賞を受賞者した
山中伸弥氏は、子供の頃の柔道での骨折の
経験から、こんな話をしています。


中学生の頃、
教育大学の学生さんが、
教育実習に来た時のことです。

彼は柔道三段という腕前でした。
その人と練習で組み合うと、
いとも簡単に投げられる。

受け身を取って一本にされるのは悔しいので、
私はちゃんと受け身を取らずに最後まで粘り、
変な手の付き方をしてしまった。

そのために、腕がボキッと折れてしまったのです。

実習の先生としてみれば、
大変なことです。

部活動をしている最中に、
生徒の腕を自分のせいで
折ってしまったのですから。

その日の夜、
慌てたように先生から電話がありました。

電話を取ったのは母ですが、
そばで聞いていると、
先生は受話器の向こう側では、
平謝りをしている様子でした。

しかし母はその時、こう答えたのです。

「いやいや先生、気にしないでください。
 うちの息子の転び方が悪かったんだと思います。
 怪我したのはうちの息子のせいです。
 明日からも気にせず、
いろんな子を投げ飛ばしてください」


その時の態度は、
わが親ながら立派だと感じたものです。
母親からはあまり教えられたことはありませんが、
その出来事以来、
私はいつもこのように
心掛けるようにしています。


何か悪いことが起こった時は、
「身から出たサビ」。
つまり自分のせいだと考える。

先生に投げられた時、
自分がちゃんと受け身さえしておけば
怪我をしなかった。

そのために三か月ほど、
柔道ができなくなりましたが、
それも身から出たサビなのだと。


逆に、いいことが起こった時は、
「おかげさま」と思う。

確かに、自分が努力をしたために、
うまくいくことはありますが、
実はその割合は少なくて、
周りの人の助けがあって
初めて物事はうまくいくものなのです。


つまり、
気持ちとは、
あえて真逆に…

うまくいったら、人のおかげ、
悪いことは、自分のせい、


…だと考えよということです。

これでは、
自分の頑張りなんか関係ないじゃないか、
と否定したくなりますよね。

でも、
よくよく考えれば、
どんなに一人で頑張っても
それだけでうまくいくなど
ということはあり得ません。
そこに、気づかないと次に誰の助けも
もらえないでしょう。
結果として、成功できなくなります。

また、
悪いことがあった時、
自分に原因がなかったか、
もっと手を打つべきことがなかったか
と考えないと成功できません。

ですから、
成功を続けるには、やはり、

うまくいったら、人のおかげだから「おかげさま」、
悪いことは、自分のせいなので「身から出たサビ」


ということになるのです。

天崎 拝




【今日出逢った素敵な言葉】


何か悪いことが起こった時は、

「身から出たサビ」

つまり自分のせいだと考える。

逆に、いいことが起こった時は、

「おかげさま」と思う。

周りの人の助けがあって

初めて物事はうまくいくものなのです。

山中伸弥(ノーベル医学・生理学賞受賞者)



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