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福沢諭吉から学ぶ、起業家と創業者の気概

福沢諭吉から学ぶ、起業家と創業者の気概



ドラッカーは、明治維新を世界史の中でも
稀有の成功例だと評価しています。

なぜなら、
それまで300年続いた幕藩体制を
ほとんど血を流すことなく破壊したこと。

鎖国していたにも関わらず、
黒船来航から急激に西洋から文化や
体制を取り入れたこと。

当時の世界において先進国入りした唯一の
非白人国家だということ。

これらをドラッカーは、評価していたからです。

そして、
ドラッカーは、明治維新の日本を研究し、
三人の日本人を尊敬していたと言います。

その三人とは、
三菱財閥の創設者、岩崎弥太郎。
日本経済の基盤を作った渋沢栄一。
慶應義塾の創設者、福沢諭吉です。

福沢諭吉は、
日本が白人の植民地や属国とならず、
支配をされないためには、
他者をあてにしない自立した日本人を
数多く育てることが必要だと考えました。


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一身独立して一国独立す。

つまり、
国民の一人ひとりが自立し、
賢くなることが国家の近代化と
繁栄をもたらすものと考えたのです。

そして、個人の自立のためには、
何よりも教育が不可欠だと考えました。

学問を学ぶことによって、
経済と精神の基盤を両立させ、
他人に依存することのない独立心を養う。

それによって人間ははじめて、
人間的な生き方、そして社会の発展に
寄与する生き方ができるとして、
独立自尊の精神をうたう慶應義塾を創設します。

福沢諭吉は、こう言います。

ものの見方と考え方は、
時代とともに絶えず変えていくべきだ。

そこに進歩があり、発展がある。
時代が変わっているときに、
いつまでも古い考えに凝り固まっていては、
発展を妨げる。


幕末のこの時代に、
何と先進的で自由な発想でしょう。

経済学者のシェンペーターは、
こう言っています。

創業者とは、一つのことになりふり構わず突進して、
それまで世の中になかった商売を作り出す人間である。

起業家とは、それまでの常識や慣行を打ち破り、
限られた資源を効率よく使って、
大きな成果を挙げる人間である。



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世の中には無から有を生み出す創業者と、
革新を行って発展の担い手となる起業家の
どちらも必要なのだ。

福沢諭吉は、この創業者と起業家の
二つの資質を合わせ持つ稀有な人材であったのです。


天崎 拝




【今日出逢った素敵な言葉】


一身独立して一国独立す。

福沢諭吉



ドラッカーと福沢諭吉―二人の巨人が示した「日本経済・変革の時」ドラッカーと福沢諭吉―二人の巨人が示した「日本経済・変革の時」
(2001/11)
望月 護

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