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なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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100年続くブランドに必要なものは何か。

100年続くブランドに必要なものは何か




前回、
100年続くブランドについて考えました。

そして、
企業文化の結晶こそが、ブランドである
と考えました。

前回も触れた、
フランスの老舗企業68社で構成される、
コルベール委員会では、
ブランドについて、
8つの要素が必要であると
定義しています。


image_20130217214733.jpg



1.歴史や物語があること

2.研究や技術の蓄積があること

3.高品質でそれにふさわしい価格設定であること

4.人から人へ手渡しされるものであること

5.ブランドのポジショニングを高めるために、
マーケティングが厳しい自己規制を行っていること

6.創業者、経営者の人間生性が見えること

7.伝統を大切にしながら、
絶えざる革新を行うバイタリティがあること

8.世界的であること




定義はまず、
歴史と物語があることを第一に挙げています。

お客様と企業、ブランドの事実の積み重ねが、
歴史であり、物語です。

それをどう語るかが、
ブランドの最重要のテーマであると言えます。

2-3では、
当然のことながら、
商品やサービスの研究、技術、品質、価格を
追求し続けること
を挙げています。

老舗ブランドは、伝統を守り、
そこにこだわり続けて変わらないものと
考えがちですが、
100年続くブランドは、そうではありません。

常に新しい技術を研究し、
より高い品質を求めて、
100年続くブランドに必要なものは何かを
追求しています。

常に新しい技術を研究し、
より高い品質を求めて、
変えるべきものを変え、
変えてはならないものを残している
のです。

4-5では、
コミュニケーションとマーケティングの
スタンス
について触れています。

ブランドというのは、
広告や宣伝、プロモーションで、
自己主張して出来上がるものではありません。

そのブランドの価値を認めた人から
人へ口伝えで、広がって行くものです。

最近のWebやSNSの広がりを考えると、
このような口コミが、短時間で
広く拡散するようになっています。

また、広告や宣伝などのマーケティングの
施策について、自己規制し、
いかにして顧客から顧客へと
ブランドの価値が伝わるかを考える
のが、
マーケティングの新たな視点となってきます。

6番目に、
創業者、経営者の人間性を挙げています。

ブランドには、それを生み出した
創業者の思いや志が込められています。
また、後を継いだ経営者の信じる理念への思いや
人格、人間性もブランドをつくっていきます。

経営者の軽率な発言や行動で、
長年築いたブランドが一夜にして
崩壊した例も枚挙にいとまがありません。

7番目に、
伝統を大切にしながら、
絶えざる革新を行うバイタリティ
がある
こととしています。

伝統を重視しつつ、
伝統にあぐらをかくことなく、
常に自己革新をしていくこと、
まさに原点回帰と未来進化を
同時に進める
ことが、
100年ブランドの姿なのです。


コルベール委員会会長のメレリオ氏は、

ブランド価値を維持し続ける
というのは、一種の奇跡です。

デザイナー、経営者、
そしてそれを支えるチーム。
ブランド価値を維持するのに必要なのは、
創造性を作り出すシステムなのです。

そして、そのシステムは、
絶えず変化する市場と
向き合わなければならない。

と言います。



image_20130217214749.jpg

[メレリオオリジナルデザインの時計]


創造性を生かし、
自己革新を続けるためには、
経営者と社員の奇跡のような
チームワークが求められるのです。


そして、
最後に世界的であることとしています。

本物のブランドは、
決してドメスティックなものではなく、
世界に通用するものであるということでしょう。

8つのブランドの定義をみて
感じることは、

ブランドというのは、
決して一朝一夕に、
生み出されるものではない


ということです。

長い時間をかけて、
構築されていくものです。

だからこそ、
ブランドを生み、育てるには、
地に足のついた活動が必要になります。

ですから、
ブランドを育てることは、
決して華々しいものではなく、
派手なことでもなく、
むしろ、
地道に見えるような努力を
コツコツと積み上げていくことが
重要になります。

また、
一度生み出したブランドの価値を維持するためにも、
原点回帰と未来進化を同時に進めるという
二律背反のブレークスルーを進めること

が必要なのでしょう。

天崎 拝


【今日出逢った素敵な言葉】

ブランド価値を維持し続ける

というのは、一種の奇跡です。








 


 

 
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