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十牛図に学ぶ禅の智恵6

十牛図に学ぶ禅の智恵6



さて今週も、十牛図を見ていきましょう。

20131020110210f55.jpg



十牛図も5つ目に入りました。

牧 牛(ぼくご)です。

20131104170305c2d.jpg


漸く手に入れた牛の持つ野生の
煩悩や我執などを、
修行を通して飼い馴らして
徐々に自分のものにしていく段階です。


この絵には、こう書かれています。

前思わずかに起これば、
後念相随う。
覚に由るが故に以って真となり、
迷に在るが故に而も妄となる。

境によって有なるにあらず、
唯自心より生ず。
鼻索(びさく)牢(つよ)く
牽(ひ)いて擬議(ぎぎ)を容(い)れざれ。


こんな意味です。

ある思いが起こると、
その後から別の思い続いて起こる。
本心にめざめること(覚)で、
真に悟るのである。

本心を見失っているから、
迷うのだ。
それは外界(境)のせいではなく、
すべて自分の心から生まれるのだ。
迷いが生じた時には、
すぐ牛の鼻につないだ手綱を
強く引いて訓練しなければならない。



掴えた牛を飼いならしていくため、
つまり、真の自分になるために、
しっかりと手綱を持ち、
片時も自分の身から離さないように
しなければならないと言います。

そうしないと
人は簡単に煩悩やエゴの世界に
行ってしまうからです。

そのように真剣になって、
牛を飼い馴らすように、
自分と対峙して鍛えていくと
心が段々柔軟となり、
ピュアになっていきます。

そして、
牛が自然に人について来るようになり、
牛と自分は一体化していくのです。

京都大学名誉教授の上田閑照氏は、
こう言います。

修行に励むうちに、
次第に和(なご)んできて、
自分との葛藤が少しずつ緩(ゆる)んでくる。
ここはそれを表している。
だから牛を飼い馴らすということ。
修行と言っても一生懸命坐禅をする
というあり方よりも坐禅から離れずに、
日々の生活そのものを修行として、
注意深く生活全体を行じていくという、
「日常工夫」という段階に入っている。



これを禅の世界では、
せぬ時の坐禅
あるいは、
動中の工夫
というそうです。

こんな和歌が添えられています。


日数経て 野飼いの牛も 手なるれば

身に添う影と なるぞ嬉しき



まさに、心牛一如に向かう、
最後の修行ということでしょう。

天崎 拝



◆今日出逢った素敵な言葉◆


日常工夫

せぬ時の坐禅

動中の工夫




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