プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

プロフェッショナルは、フロー状態をつくる

一つのことに深く没入しているので、

他の何ものも問題とならなくなる状態であり、

その経験それ自体が非常に楽しいので、

純粋にそれをするということ

のために多くの時間と労力をついやす

のがフロー状態である。

そして、フロー体験の繰り返しの中で、

成長の段階を上がる。


   心理学者、チクセントミハイ
  



以前、マラソンの高橋選手などを育てた
小出監督のお話を聴く機会がありました。

彼は、マラソン選手が42.195キロを完走しメダルを
獲得するためには二つ必要なものがあると言っていました。

一つは、
ゴールのイメージをしっかりと持つこと、
それを信じられるまでイメージを作ること 
です。


シドニーオリンピックで、彼の指導した高橋尚子選手の頭には、
どこでサングラスを捨てるのか、競技場のトラックに入ると
何メートル後に2位の選手が後続しているのか、
といった具体的なイメージをはっきりと描き、
その通りになったのだそうです。

二つ目に、
目に見えるところに小さなゴールを決めて走ること 
が大切だと言っています。

ゴールのイメージを描いたとしても、
42.195キロという長い道のりは、
厳しく実際にゴールは見えません。

そこで目に見えるところにゴールを決めて、
あそこのビルまで頑張ろう、
そこに着いたら今度はあの建物まで・・・と
小さな目標をクリアしながら、ゴールまで進んでゆくのです。

私たちの仕事も、これと同じようなところがあると思います。

大きな成功をつかむためには、
達成したイメージをしっかりと描くこと、
それができると信じること が大切です。

できると言い切ってしまえば、
ではどうすればできるのかと考えることになります。

しかし、できないと言ってしまうと、
それ以上は前に進めません。

そして、その大きな目標を小さな中間目標に分解して、
小さな目標をひとつずつクリアしてゆくことで、
小さな成功を体験しながら、
長いプロセスを乗り越えてゆきます。

ここでもう一つ重要なことは、
その長く苦しい闘いが楽しいと思えるかどうかという点です。

高橋選手は、ゴールしてからレースを振り返り、
このレースは楽しかったと言っていたそうです。

つまり、私たちはゴールの瞬間だけで、
成功を感じるのではないということです。

頂上に立ち、苦労して走ってきた道のりを振り返ると、
その苦労の連続のプロセスそのものが成功であり、
楽しく、幸せであったということです。

私のこれまでの体験を振り返っても、
目標を達成したこと以上に、
ゴールを目指して一心不乱にチャレンジし、
悪戦苦闘している厳しい瞬間の中にこそ、
仕事の楽しさ、喜びや、やりがいがあったように感じています。
 
ハンガリーの心理学者、チクセントミハイは、
ロッククライミング、ダンス、バスケット、チェス、外科手術などの研究例から、


『一つのことに深く没入しているので、
他の何ものも問題とならなくなる状態であり、
その経験それ自体が非常に楽しいので、
純粋にそれをするということのために多くの時間
と労力をついやすのがフロー状態である。
そして、フロー体験の繰り返しの中で、
成長の段階を上がる。』



とするフロー理論を提唱しています。

「フロー(流れにのった状態)」とは、
我の境地で物事に夢中になる状態であり、
「行為の自己目的化」、つまり、
行為そのものが楽しい)という点がポイントです。
そして、その行為(楽しみ)に伴う「努力」もまた楽しいと感じるところです。

では、どんな活動に対して、フローが起こるのでしょうか。

チクセントミハイが見たところによれば、
明確に列挙することができる『フロー体験』の
構成要素が8つ存在するとしています。


1.明確な目的(予想と法則が認識できる)

2.専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。
(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)

3.自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。

4.時間感覚のゆがみ - 時間への我々の主体的な経験の変更

5.直接的で即座な反応
(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)

6.能力の水準と難易度とのバランス
(活動が易しすぎず、難しすぎない)

7.状況や活動を自分で制御している感覚。

8.活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。




これらの要素を見ると、共通要素があります。

何らかの現実的な問題に対して、
自分自身が影響を与えることができること、
しかし影響を与えることは、それほど容易でないことです。

つまり、手を伸ばせば届く可能性のある、
しかし難しい問題に対して、
自らの意思でそれを選択し、
自分でその解決方法を考え抜き、
自ら進んで具体的な取り組みをしている時、
没我の状態になり、時間を忘れて集中し、
それが楽しく、やりがいを感じるということです。

プロフェッショナルの成功は、
目標を設定し、苦労を伴いながら達成してゆく中で、
フロー状態の体感を繰り返すプロセスの中で、
やる気を絶やさず、やりがいを持続し、
成長をしてゆくことなのです。




フロー体験とグッドビジネス―仕事と生きがいフロー体験とグッドビジネス―仕事と生きがい
(2008/08)
M. チクセントミハイ

商品詳細を見る





今日の心技体は、いかがでしたか?宜しければ、クリックを↓

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ


 RSSリーダーで購読する




関連記事
スポンサーサイト

| プロフェッショナルの体:足腰 | 13:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://amazaki777.blog87.fc2.com/tb.php/52-a895d61f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。