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自我と大我の葛藤に気づく

自我と大我の葛藤に気づく




我が師匠、田坂広志 多摩大学院教授から、
毎週、「風の便り」というメールのメッセージ
が届きます。

まるで自由詩のような、
非常に、短い文章ですが、
語られる言葉、一つひとつに、
深い洞察と意味が込められています。


私は、毎週これを拝読しながら、
自分の生活、仕事などに当てはめて、
その言葉を噛み締めています。


先週の「風の便り」は、

地球は一つの生命体である

というラブロックのガイアの思想
についてのお話でした。


20140320093624215.jpg



以下、風の便りを転載いたします。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「ホメオスタシス」の矛盾


 地球とは、一つの巨大な生命体である。

 それは、ジェームズ・ラブロック博士が提唱した
 「ガイア仮説」と呼ばれる思想です。

 その仮説の根拠として、博士は、
 地球が「ホメオスタシス」を持つことを挙げています。
 内部の環境を一定に保とうとする「恒常性機能」です。

 たしかに、地球の歴史を振り返るならば、
 この惑星の内部環境は、長い年月にわたり、
 温度や大気組成などが、一定に保たれていた。

 そして、我々が、
 暑いとき、汗をかくことによって、体内温度を下げ、
 寒いとき、鳥肌を立てることによって、
熱の消失を抑えるように、
 この「ホメオスタシス」は、まさに、
 「生命」を生命たらしめる特徴に他なりません。

 しかし、そのことを考えるとき、
 我々は、不思議な矛盾に気がつきます。

 「生命」は、
  常に一定の状態であり続けようとする
 「恒常性」という性質を持つ。

 しかし、その一方で、「生命」は、
 現在の生物種を超えた生物種に変わろうとする
 「進化」という性質を持つ。

 その矛盾に気がつくとき、我々は、
 それが、実は、
 我々の心の姿でもあることに、気がつきます。


 現在の自分であり続けようとする、自我。

 そして、

 新たな自分へ脱皮していこうとする、大我。


 心の奥深く、
 その葛藤があることに、気がつくのです。


 田坂広志



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


NASAの科学者、
ジェームズ・ラブロック氏は、

地球は、一つの巨大な生命体である

というガイア仮説を唱えました。

それは、
地球が、あたかもひとつの生命体のように、
自己調節システムを備えている


という考え方です。

生物と地球は、
相互に関係しあって進化しています。

それが、一つの生命体のように
ホリスティックに、
つながっていると感じるのは、
東洋的な考え方です。

特に、私たち日本人は、
八百万の神、
大地、海、山河、全ての自然に
神が宿るということを
信じてきましたので、
共感できるのではないでしょうか。

この地球には、
私たち人間と同じように、
他の生物と同じように、
命が、生命がある

と直観できると思います。


このガイア仮説から、
地球の大きな生命の流れという、
ホリスティックな生態系として
環境問題やエコロジーなどを
捉えていくことになります。


田坂氏は、
ガイア仮説で言う
ホメオスタシス、
恒常性機能について触れ、

私たち人間の持つ矛盾、
すなわち、

ホメオスタシスと進化

に言及しています。

そして、
私たち一人ひとりの中に、

現在の自分であり続けようとする、自我
新たな自分へ脱皮していこうとする、大我


という葛藤があるのだと言います。


企業も同じではないでしょうか。

ビジネスで成功すればするほど、
今までのやり方、これまでのビジネスモデルを
守っていきたい
と考えます。

一方で、
世の中、環境、顧客は変化していますので、
変えていかなければならない、
進化する必要がある
という思いもあります。

この二つの矛盾と葛藤が、
企業にも存在します。

しかし、
多くの企業で起こっていることは、
この矛盾を、葛藤を感じながら、
現状を維持し続ける方向に流れて
しまっているのではないでしょうか。

進化すること、
つまり、
イノベーションは、
現状の否定でもあります。

イノベーションのジレンマ、
という言葉がありますが、
イノベーターであった企業ほど、
その成功してきたモデルから
イノベーションができないのでしょう。


ホメオスタシスと進化の両端を持つこと、

つまり、

変えてはならないものと
変えるべきもの


この二つを深く考え、
機を逃すことなく、
英断して実行に移すことが
求められるのです。


天崎 拝



◆今日出逢った素敵な言葉◆


現在の自分で

あり続けようとする、

自我

新たな自分へ

脱皮していこうとする、

大我

その葛藤に気づく。


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