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盛田昭夫氏に学ぶマネジメントの技法

盛田昭夫氏に学ぶ

マネジメントの技法



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ソニーの創業者、盛田昭夫氏は、
その著書「学歴無用論」の中で、
求める人材について、
こう書いています。



学歴無用論 (朝日文庫)学歴無用論 (朝日文庫)
(1987/05)
盛田 昭夫

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求める人材は、ズバリ、

「成果をあげる人」

であると定義しています。

そして、
その成果とは、


成果=能力 × 意欲 × プラス思考


であると言います。

さらに、
「能力」は次の4つがあると言います。

1.基礎学力

問題解決のために必要な知識、
方法論を持っていること。

2.表現力

自分の考えを、他人に理解させる事ができる。
また、他人の考えを受け入れる事ができる。

3.個性

誰にも負けない専門知識・得意分野を持っている。


ここまで読むと、
確かにこういう人間が、
成果を出すものだと共感します。

さらに、
盛田氏は、
ここにもうひとつ付け加えます。


4.リーダーシップ

目標達成のために、
リーダーとして人を動かす事ができる。

成果とは、
個人の成果だけではなく、
リーダーとしてチームの成果、
メンバーの成果を引き出すことと
言っています。


盛田氏のマネジメントスタイルは、
基本的に、

メンバーに提案させること

だったと言います。

ただし、
盛田氏自身も、
自分の考えを持ちながら、
メンバーの意見を取り入れながら、
自分の目指す方向に導いていく
というスタイルです。

そうするとメンバーは、
自分が考えたアイデアが採用されたと感じ、
十二分に力を発揮していくのです。

私も、海外で仕事をする中で、
このようなスタイルの重要さを体験しました。

私がポーランドに赴任した際、
現地のメンバーたちは、
やることなすことうまくいかず、
自暴自棄の状態でした。

そこで、
日本ではこうやってうまくいっている、
こうすれば成果が出ると、
私の経験をストレートに伝えていきました。

非常に反応はいいのですが、
誰も実行しようとはしませんでした。

なぜ、成果を上げたくないのか、
なぜ言うことを聞いてくれないのか、
しばらく悩み続けました。

そこで、
気づいたことが、ありました。

それは、

人は、自分の考えたこと、
決めたことをやりたい

ということでした。

当たり前のことです。
しかし、
多くの場合、
やらされることが多いのです。

どんなにいいことでも、
正しいことでも、
人に言われてやることに、
あまり興味ややる気は起こらないものです。

ですから、
私も投げかけてみるスタイルに変えました。

新人の立ち上がりが悪いので、
こんなものを考えてみてはどうかと思う。

ただ、これがこの国で使えるのかどうかわからない。
だから、これをたたき台にして考えてみて欲しい。

全て変えてしまってもいいから、
これならいけるというものを作り上げて欲しい
と私のメンバーに投げかけました。

全くのゼロから考えろとは言いません。
しかし、この通りやれとも言いませんでした。

まず、考えて欲しい、とボールを投げて、
任せて、預けました。

その後、2週間、そのメンバーたちの
侃々諤々の議論が続いたことには、
本当に驚きました。

まさに、自分事として、
真剣に討議しているのです。

このような彼らを見るのは、
初めてでした。

そして、
出てきた答えをみて、
私は心の中で、なるほどとうなづきました。

彼らの出してきた答えは、
私の提案とは大きく変わってはいませんでしたが、
細部がアレンジされていました。

大きな流れは、了解してくれたようです。

そして、私は、こう言いました。

本当に、
良く出来ていると思う。
この君たちの企画で、
新人の立ち上がりは、
本当に良くなるのかな。


彼らは、
絶対にうまくいくと
自信を持って言います。

わかった。
であれば、これを支社長たちにプレゼンして欲しい。
そして、彼らにも同じように考えてもらおう。
実際に、実行するのは彼らなのだから。


と同じ流れを一段下に落としていきました。

結果から言うと、
その後新人の立ち上がりは、
数カ月で改善されました。
はっきりと成果が出たわけです。

しかし、
もし、私が、これまでのように、
これをやればうまくいくと
提案していたら、
このような成果は出なかったでしょう。


盛田氏は、こう言います。


人とは、壊れやすい自尊心を持ち、
人から認めてほしいと願う
けなげな存在なのだ。

常に、メンバーに心を開いて、
違う意見にじっと耳を傾ける。

また、メンバーから知恵をもらう。
そして最後は、
あたかもメンバーの意見で、
決まったかのように思わせながら、
上司の考える方向へ結論をまとめる。

それがリーダーシップであり、
日本的マネジメントのやり方だ。




人は、自分で考えたこと、
自分で決めたことと感じた時に、
本気になる
のです。

そして、
それを認めて任せ、
実行してもらうことが
リーダーシップなのでしょう。


天崎 拝


◆今日出逢った素敵な言葉◆

人は、

自分で考えたこと

自分で決めたこと

をやりたいと思う。


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