プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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営業には、お役立ちの心が求められる


営業には、

お役立ちの心が求められる





毎週末に、私の師匠である
多摩大学院教授、田坂広志氏から、
「風の便り」というメールマガジンを
頂いております。

非常に、短い文章の中に、
深い含蓄が込められており、
毎回拝読しながら、
自分なりの意味を考えています。

今回のテーマは、

「心の力を求める経済」

です。

田坂氏は、2009年に、
「目に見えない資本主義」を上梓し、
そこで、これからの資本主義のあり方、
日本企業が歴史的に持つ社会貢献への
価値観がこれからの資本主義を牽引する
と述べられています。


目に見えない資本主義目に見えない資本主義
(2014/03/17)
田坂 広志

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ここでのテーマは、
ボランタリー経済を
プロフェッショナルとして
どう捉えていくかを考える
きっかけになりました。


2014041409135588f.jpg


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

心の力を求める経済

 これから市場や社会で何が起こるのか。
 そのことを考えるとき、
 一つの古い哲学を思い起こします。

 ドイツ観念論の哲学者、ヘーゲルが語った
 「事物の螺旋的発展」の思想です。

 歴史は、螺旋階段を登るようにして発展していく。
 横から見ていると、上に登っていくが、
 上から見ていると、元に戻ってくる。


 この歴史の弁証法の視点から見るとき、
 たしかに、いま、市場や社会において、
 「懐かしい何か」が復活しつつあることに気がつきます。

 例えば、ネット革命によって、市場に復活した、
 「競り」や「指値」という取引のスタイル。
 Eラーニングによって、教育の世界に復活した、
 「私塾」や「寺子屋」という学びのスタイル。

 いま、多くの物事が、螺旋的な発展による
 未来進化と原点回帰を遂げつつあるなかで、
 経済の世界でも、一つの回帰が生じています。

 ボランタリー経済。

 物と物を交換する「交換経済」でもなく、
 貨幣を媒介とした「貨幣経済」でもなく、
 善意や好意から無償で相手に何かを贈る
 「贈与経済」。

 いま、ネット革命の大きな潮流の中で、
 その懐かしい経済が復活しつつあります。

 しかし、ボランティア活動やコミュニティ活動を通じて
 この「贈与」という営みを行うとき、
 我々は、その心の置き所の難しさを感じるとともに、
 貨幣経済という効率的なシステムが、
 我々から、大切なものを奪ってしまったことに
 気がつきます。


  いま、相手が何を欲しているかを
  深く、細やかに感じ取る、
  心の力。


 その力が失われてしまったことに、
 気がつくのです。


田坂広志

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ボランタリー経済、
贈与の経済という言葉は、
田坂氏の創った新しい言葉です。

しかし、
その心は、
近江商人の三方よしの精神。

あるいは、
松下幸之助氏の

「企業は、本業を通じて社会貢献をする。
利益とは、社会に貢献したことの証しである。
多くの利益を与えられたということは、
その利益を使って、
さらなる社会貢献をせよとの世の声だ。 」


という日本企業固有の経営理念と
相通ずるものがあります。

顧客に奉仕すること、
顧客の抱える問題をお聞きし、
それを解決するお手伝いをすること、

すなわち、
お役立ちは、
営業そのものである

と言えます。

利他の心で、
お役立ちすることを
考えていくことが、
営業の心だと思います。

田坂氏は、これを、

いま、相手が何を欲しているかを
深く、細やかに感じ取る、
心の力


と呼んでいます。

厳しい時ほど、
営業には、
この心の力が求めらるのです。

そして、
その結果として、
私たちにも何かが
返ってくることとなるのです。

つまり、
give and take
で動くのではなく、
結果として、
give and given
が生まれるということ
なのでしょう。


天崎 拝



◆今日出逢った素敵な言葉◆

 
いま、

相手が何を欲しているかを

深く、細やかに感じ取る、

心の力。


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