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改革には、スピードと覚悟を持って当たれ

改革には、

スピードと覚悟を持って当たれ




前回は、
ソニーは本当に消滅するのか。
いやそうではなく、
ここからが本番であるという
ことを書きました。



そこで重要になるのは、

経営トップが、
現状と将来に危機意識を持ち、
スピード感を持って、
ビジョンと戦略を打ち出し、
その実行への覚悟を示す

ということだと考えます。

ソニーを打ち倒したアップルも、
サムスンも、今、それぞれに問題や課題を
抱えて、次なる打ち手を模索しています。

その中で、
サムスンのイゴンヒ会長の考える
次なる戦略、

限界突破のマッハ経営

について注目しています。

マッハ経営とは、

ジェット機が音速、
1マッハ=時速340キロメートルを超え、
超音速機に進化するためには、
それまでの延長線上の設計や製造ではなく、
エンジン、素材、材料、設計思想などを
すべて変えなければならない。

企業経営もこれと同じである
という発想です。

これまでの延長線上で
考えるのではなく、
すべて一度リセットして、
一から考え直そうというものです。

そして、
これこそが、
「限界突破経営」だと言っています。

さて、
この限界突破のマッハ経営とは、
どういうものなのでしょうか。

サムスン内部で、
幾つかの事例が紹介されているようです。


「ムーンショットシンキング」


月に行くということを
無謀なことと思うな
という内容であり、
常識にとらわれることなく、
仮に空想映画のような考えでも
果敢に研究開発に挑戦しようということです。


「ドイツの革新 捨てることで始まる」


ドイツのある村で起きた新エネルギー事業や
フォルクスワーゲンの設計革新作業などを紹介しており、
捨てることで集中化を図ることを示しています。

「誰がゲームの変革者になるのか」

カーシェアリングについて紹介し、
発想を変えることで新しい市場を
創造することを目指しています。


「サムスンは革新しているか」


そして、
米国の有名芸術大学である
パーソンズスクールの教授が、
サムスングループ企業の役員・従業員に
対して実施した教育プログラムがあります。

ブレインストーミングを
デザインシンキングという考え方に
進化させたもののようです。

シリコンバレーにある
プラグアンドプレー研究所
での取り組みを紹介しています。

これらは、
1996年の新経営での、
妻と子供以外はすべて変えろ
というような強烈なインパクトは
ありませんが、
1996年の「新経営」の時も、
最初は漠然とした経営スローガン
だったようです。

しかし、
イゴンヒ会長が、何十時間と話をする中で、
具体的な対策、改革のポイントが、
徐々に浮かび上がり、
これを冊子にまとめたうえで、
全従業員に配布して大改革運動が始まりました。

今回のマッハ経営も、
今はまだ漠然としており、
イゴンヒ会長も具体的には、
何も語っていないようです。

しかし、
前回同様に、これから徐々に、
事業の再編や改革への強いメッセージ
が出されてくるでしょう。

サムスングループはすでに、
サムスンSDI-第一毛織、
サムスン総合化学-サムスン石油化学など
の合併などグループ再編が動き始めています。

これからさらにもう一段、
グループ内の再編を加速させて、
目に見える形での限界突破経営を
示してくるでしょう。

そして、
これと並行して「新経営」のような
経営の方向性を示すメッセージを
打ち出してくるでしょう。

サムスングループは、
すでに「非常経営」体制を敷いており、
役員は毎朝6時半までに出勤して、
猛烈に働いており、
すでに限界まで働いていますが、
さらに輪をかけて限界突破のマッハ経営
を実践せねばなりません。

マッハ経営には、
さらに経営のスピードを上げようという、
速度経営を意味しており、
ソニ-、インテル、アップルなどの
グローバルトップ企業に、
素速く追い付こうというものです。

しかし、
これに、もう一つの異なる意味が
込められています。

航空機がマッハの速度で飛ぶためには、
単純にエンジン出力だけ高めれば、
良いのではなく、
熱と抵抗に耐えることができる材質と
構造を備えなければならりません。

企業経営も同様であり、
サムスンは、マッハ経営にふさわしい
体質と組職に革新しなければならない

と考えています。

今年初めのサムスングループ経営者の
ワークショップでは、

・超格差
・マッハ経営
・CSV、共有価値経営
・変化
・危機

がテーマとなりました。

コピーキャットと言われた
サムスンが世界のトップ企業として
具体的に、どのような戦略を
打ち出してくるのでしょうか。

天崎 拝
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