プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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平常の修行で、胆力を身につけよ。

平常の修行で、

胆力を身につけよ



前回、
リーダーが、
メンバーの心に響く言霊を
発するということについて、
多摩大学院教授、田坂広志氏の
風の便りを引用して触れました。


20131127005254582.jpg




田坂氏は、

胆力

が必要だと言います。

胆力とは、
何でしょうか。

「大辞泉」には、
こうあります。

事にあたって、恐れたり、
尻ごみしたりしない精神力。

ものに動じない気力。


つまり、
肝っ玉が据わっている
ということです。


つまり、
胆力があるというのは、
この経営者のように、
極めて危機的な状況に
陥った時であっても、
決して浮足立たず、恐怖心を持たず、
焦りを見せないことです。

では、
胆力をいかにつける
ことができるのでしょうか。


浮足立たず、恐怖心を持たず、
無用に焦ることもない、
という状態はまさに、
冷静さであると言えます。

胆力のベースとなるものは、
この冷静さなのです。

剣道や柔道などの
日本古来からの武術を見ると、
危険な状況でも冷静な判断が
できる冷静さが勝負を分けています。

宮本武蔵と佐々木小次郎の
巌流島の決闘でも、
こんなシーンがありました。

2014050208573506d.jpg


約束の時間を遅れて来た武蔵に対して、

おのれ武蔵!
決闘の刻限に遅刻するとは、
許しがたい。

さあ来い!
わが物干竿の錆としてくれよう。


こう叫ぶと、
佐々木小次郎は、
腰にさした刃渡り三尺の
物干竿とよばれる刀を抜き、
怒りに任せて鞘を投げ捨てました。

これを冷静に見ていた
武蔵は、こう言います。

小次郎敗れたり。
勝つつもりがあるなら、
なぜ鞘を捨てた。
その鞘にふたたび刀が、
戻ることはあるまい。

この時点で、すでに勝負は、
ついていたのではないでしょうか。


今、この時の自分と相手の
心の状態を冷静に、
的確に把握することなく、
危機的な状況を生き延びること
はできません。

また、
このような生死を賭けた闘いの場で、
心の高ぶりを抑えるのは、
非常に難しいと思います。

しかし、その中で、
心を静かにして全身全霊で
敏感に相手の心を読めるかどうか、

それが勝負の分かれ目です。

私たちの仕事や営業の現場は、
生き死にとは関係ありませんが、
状況は同じです。

目の前にいる相手のわずかな
心の動きを察知して、
先んじて手を打っていく、
その心を研ぎ澄ます。

それと同時に、
自分の心の動きを見せずに、
対応していくわけです。

つまり、
胆力とは、このように、

敏感であり、かつ鈍感である
という、二つの矛盾するものを
両立させる力である


ということなのです。

そして、
日常の仕事や生活の中で、
修行していくことができるのです。

天崎 拝




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