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知識という風船を打ち破れ

知識という風船を打ち破れ


我が師、田坂広志多摩大学院教授から、
毎週、風の便りというショートメールを
頂いております。

非常に短いメッセージの中に、
深く、そして広い意味が込められています。

まさに、言霊というべきものでしょう。

さて、今週は、

知識という風船

です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「知識」という風船

 これから到来する「知識社会」において、
 「知識」を学ぶことの意味は、何か。

 そのことを考えるとき、
 一つの言葉を思い起こします。

  「知識」とは、風船に似ている。

  「知識」が増えれば増えるほど、
  「未知」と接する表面も大きくなり、
  「世界の謎」も増えていく。

 もし、この言葉が真実であるならば、
 「知識」を学ぶということは、
 世界が投げかける無数の謎の前にたたずみ、
 「知性」というものの奥にあるべき
 謙虚さを身につけることなのでしょう。

 しかし、それにもかかわらず、我々は、
 知識を学べば学ぶほど、
 その謙虚さを失ってしまう。

 それは、なぜか。

 そのことを考えるとき、
 一つの言葉が、心に浮かびます。

  「知識」という武器。

 この言葉のごとく、
 我々は、しばしば、知識というものを、
 他人との競争に勝つための
 武器であると考えてしまいます。

 しかし、それは、
 「知識資本主義時代の勝者」や
 「知識社会での競争戦略」といった言葉によって、
 我々が罹ってしまった、時代の病。

 我々人類にとっての本当の「知識社会」は、
 その病を超えたところに
 到来するのでしょう。


 田坂広志

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

知識という武器という言葉を聞くと、
私たちは、知識にそういう力があると考えがちです。

しかし、行動を伴わない知識、
行動しないまでも、自己の体験と
つき合わせてもいない知識は、
単なる情報に過ぎません。

いかに大きな風船を膨らましても、
中身は空っぽで何もありません。

巨大な風船を膨らませても、
所詮、見掛け倒しに過ぎないのです。

知識を持っただけで、
自分が強くなった、大きくなったと考えるのは、
拙速であり、むしろそこがスタートなのです。

知識は、それを理解して実行に移してこそ、
意味があり、結果、成功しても、
失敗しても、そこに学びがあり、
その学びが、智恵となる
のです。

ですから、本当に知るということは、
行動を伴う必要があります。

陽明学の始祖、王陽明は、
これを『知行合一』と呼び、
この行動哲学が、後に明治維新の
バックグラウンドになりました。

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ですから、
知識資本主義という革命の
勝者がいるのであれば、
それは、知行合一の実践者
なのではないでしょうか。


天崎 拝


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