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なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

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心の生態系を考える

心の生態系を考える



我が師、田坂広志多摩大学院教授から、
毎週、風の便りというショートメールを
頂いております。

20131127005254582.jpg



非常に短いメッセージの中に、
深く、そして広い意味が込められています。

まさに、言霊というべきものでしょう。

今週のテーマは、

もう一つの生態系

です。

まずはお読み下さい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1991年、アメリカのアリゾナ州の砂漠で、
一つの壮大な実験が行なわれました。

それは、巨大なガラス製のドームの中に、
水や空気、土壌とともに、
3800種類の動植物を持ち込み、
外界とは完全に隔離された「生態系」を人工的に創りあげ、
その生態系を維持し、管理しようとする実験でした。

しかし、海や砂漠、熱帯雨林まで模擬した、
この「人工生態系」の実験は、
酸素濃度の低下や、生物の死滅、
虫の大量発生などの問題に直面し、
その計画を中止する結果となりました。

この「バイオスフェア2」と呼ばれる
実験プロジェクトは、
人間が自然の生態系を管理することの難しさを
明瞭に教えてくれたものとして、
世界的によく知られています。

しかし、この生態系の実験には、
もう一つの失敗があったことは、
あまり知られていません。

この実験に参加した8人の研究者たちは、
外界から隔離されて生活した2年間の実験期間中に、
互いの意見が衝突し、感情的な不和が生まれ、
共同生活を営むことができなくなってしまったのです。

このエピソードを知るとき、
地球という惑星において、
我々人類が賢明に処していかなければならない
もう一つの生態系があることに、気がつきます。


 「心の生態系」


いまもなお、
異なった人種、異なった民族、
異なった国家、異なった宗教が
互いに争いあう、この地球。

この惑星において、我々が本当に学ぶべきは、
もう一つの生態系に処する
深い叡智なのでしょう。


田坂広志


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

生態系というのは、
単に生きるということではありません。

特に、人間というのは、
心を持っています。
感情があります。

その心の生態系は、
その環境の空気を創ります。

このような人工的な閉じた空間では、
人間の心の和を創り続けることは、
難しいのかもしれません。

しかし、
この事例は、
私たちの組織、会社でも、
同じことが言えるのではないでしょうか。

会社、組織、集団には、
心の生態系がある
ことを
忘れてはならないのです。

天崎 拝


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(2000/10)
河合 隼雄、中沢 新一 他

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