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都市をマーケティングする

都市をマーケティングする

流山市はどこにあるかご存知ですか?

松戸と柏の間にある、昔は結構不便な都市だった。

先日、仕事で久振りに行ってきたが、
つくばエクスプレス開業により、
都心へ20分という便利な立地に変わっていた。

201412070101007e7.jpg


流山市長の井崎氏は、
元ビジネスコンサルタントで、自治体(市町村)では
日本初となるマーケティング課を設置した。

シティセールスプランを策定し、特に、
共働き子育て夫婦「DEWKS」にターゲットに、
テレビやメディアを積極的に活用した
プロモーションを強化充実させている。

元々流山市は知名度が非常に低く、
地域イメージもまったくなく、
「よい」も「悪い」もない、いわば「白紙状態」。

そこで、
「父になるなら流山市」「母になるなら流山市」
というキャッチで銀座、表参道、六本木など都内の主要駅に、
大型ポスターで宣伝。


20141207010101f55.jpg


市の魅力を知ってもらうためのイベントなど
のプロモーション活動を推進した。

結果、
この5年間で、人口が1万2千人増加。
人口の最大のボリュームゾーンは、
「60~64歳」から「35~39歳」にシフトし、
子どもがいるファミリー層が流入し、定着した。

なぜ成功したのか?

マーケティングの基本は、STV、すなわち、
セグメント、ターゲットを決め、
そのニーズにマッチした価値の提供だ。

30代のファミリー世帯というセグメント、
特にメインターゲットとして、
DEWKS(ダブルエンプロイー、ウィズキッズ)に対して、
都心に近くて、しかも子育てする住環境が充実している街
という価値を提供する。

「都心から一番近い森のまち」というコンセプトで
街づくりを始める。

そして、ターゲットのニーズは、子育てだ。

①子育てー保育園の新設で2.5倍に増やし、
市内2カ所の駅前に送迎保育ステーションを作り、
親は出勤前に施設に子どもを預け、
出勤後にその施設に迎えに行けばよいようにしている。

②教育ー市内中学全校に外国語指導助手)を1名ずつ配置。
小学校でも、ネイティブのスーパーバイザーを配置。
英語教育の充実を図っている。

③生活ーおおたかの森駅は、
二子玉川の街づくりをしてきた人材を引き抜き、
ショッピングモールも充実し、
並木やイルミネーションも第二の二子玉の雰囲気を出す。

つくばエクスプレスの駅名も、
開通の5カ月前まで「流山中央」「流山運動公園」
という駅名になる予定だったが、
「流山おおたかの森」「流山セントラルパーク」という駅名に変更。

こういうネーミングも街のブランド化には重要。
役所は頭が硬いので、都市のマーケティングの成功例は珍しい。

私たちのビジネスは、ターゲットも狙いも違うが、
経営者、富裕層というセグメントのニーズを
満たしていくというフレームワークは同じ。

銀行、証券、税理士事務所、
富裕層・経営者のネットワーク、
既存顧客を活用したマーケティングを
新たに進めていくことが求められていくのだろう。

天崎 拝

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