プロの学校

なんでもできる平均人(ジェネラリスト)より、これが強みだというプロフェッショナルを目指せ! プロの自分をつくる極意を伝授。 成長を続けるための「心・技・体」入門。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ロボット革命と経営革新

ロボット革命と経営革新


夜遅く帰ると暗闇でウィーンという音とともに、
私を迎え入れてくれたのは、掃除ロボットのルンバだった。

20150222212521b7a.jpg


すでに90万台普及。
綺麗に掃除してくれるので非常に便利。
このほか、ホンダのアシモは、さらに進化しつつある。
高齢化に向けて介護ロボットの開発も進んでいる。
ロボットが身近になるのもSFではなく、
現実味を帯びてきている。

ちなみに、こういう会社がある。
ロボット開発会社を買収して、
2年間でロボット1万5000台を配備し、
およそ500億円から最大で1000億円の人件費が削減できる見込み。

この会社は、どこでしょうか。

実は、アマゾン。

アマゾンは、ネット書店としてスタートし、
Kindleなどの電子書籍をスタートさせ、
出版業界に衝撃を与えたが、今や百貨店、なんでもあり。
中古車まで売り始めた。

一言で言ってしまえば、アマゾンは、
Webで受注する小売業であり、
もっと正確に言えば、巨大な倉庫業、物流業だ。

倉庫業は、過酷な労働環境であり、
特にAmazonの物流センターは、
1日に約24km歩くという厳しい職場だった。

広大な敷地面積を持ち、
日常的に1000人以上が働いて注文を処理し、
繁忙期になると8万人以上のアルバイトが加わる。

たとえば、
感謝祭開けの月曜日は大量の注文を処理しなければならず、
「サイバーマンデー」と呼ばれている。
その注文の数は3680万件。

そうなると、さらなる人出が必要になり、
より過酷な環境となり、人件費もかかっていた。

そこでAmazonが導入を進めているのが、
倉庫ロボットで、Kivaというロボット開発会社を買収し、
物流センターへの配備を進め、1万5000台が稼働している。
世界中の109の配送センターのうちまだ10か所なので、
これから10倍増えて15万台へ。

Amazonの配送センターは、
巨大な図書館のように棚が並べられていて、
入荷した商品は1つずつコードを読み取って、
棚の空いているところに入れていき、
出荷するときにはこれとは逆にポータブル端末を使って、
必要な商品がどの棚のどの位置にあるのか最適経路で取りに行く。

今までは、このかなりの部分を人手でやっていたので、
24キロ歩いている。
これをロボットで自動化し、
ロボットがピッキングしたり、高いところのものは、
棚ごとアームで持ってくる。
これで人件費は20%削減され、
9億ドル(約1065億円)のコストダウンになる。

これに加えて、アマゾンは、
配送サービスも「Amazon Prime Air」を始める。

これは、小型無人ヘリ、ドローンで配送する。
いかにも広い国アメリカらしい。
2015年にスタートする計画で、目標は、
顧客が注文してから30分以内に届けることで、
ドミノピザと同じ。

これが実現すると、
ネットで商品を探して注文すると1時間以内には届く
という画期的なセールスが可能になる。
それを支えるのが、巨大倉庫とロボット。
将来、こういう倉庫への投資も将来は可能性があるかもしれない。

これらが実現すると、Webで無人で販売し、
倉庫も無人で荷造りし、配送は無人ヘリで行うとなるという、
SFのような話だが、人手がかからなくなる。

本、日用品など、どこで買っても同じもの、
説明のいらないものは、アマゾンや楽天で買うという世界になるので、
セールスマンも店舗すら、いらなくなる。

絶対に対面でないと売れない、買えないものは、
セールスする人、説得する人が必要であり、
その仕事はより高度なものになる。

テレアポや飛び込み、紹介などで顧客と会って何回も、
何時間も話すという仕事は、一見して非効率に見えるが、
ニーズに気付いて買うもの、高価格であるが価値が高いものは、
非効率の効率のビジネススタイルでないと売ることはできない。

だから、コンサルティングセールスは、
商談のヒアリング、ロープレ、トークの精査や理解がより重要になるのだ。

天崎 拝

関連記事
スポンサーサイト

| 未分類 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://amazaki777.blog87.fc2.com/tb.php/698-f06414ab

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT