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2000円のスイカを100億売る方法

2000円のスイカを100億売る方法



昨年12月に東京駅開業100周年を記念して発売した「Suica」は、
アール・ヌーヴォー調で美しく、発売前から話題になっていた。

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1万5000枚の限定で売るはずが、
1万人が殺到して大混乱となって発売中止となった。
JR東日本は、1月末から、インターネットと郵便を通じて
販売する方法に切り替えた。

この購入申込みが約500万枚に達した。
1枚2000円のため、100億円になる。

1年間に新規発行されるスイカは300万~400万枚。
記念スイカは11日間でこれを上回った。
過去の総発行枚数(5000万枚)のほぼ10%。
これだけ出るとプレミア感はない。

製造会社の生産ラインをフル稼働しても
全て発送するのに1年かかることになる。

この記念スイカは1枚2000円で、
内訳は500円の預かり金と、1500円分のチャージ。

カードのデザイン料、台紙付きで送料負担、
販売の人件費もかかる。

さらに販売した分だけJRの利用が増えれば収入増になるが、
スイカは他社線や店舗でも使えるので、その分は収入にはならない。
なので赤字になる可能性が大きいと言われている。

ただし、このスイカは、
記念にたんすの中にしまわれる可能性が高い。

10年間使われなければ失効し、
その時点でJRの収入になるので、
そうなればすごい黒字に化ける。

2000円で売るプラスチックのカードが、
10年後にどうなっているのか?

検証するのかどうかわからないが、
110周年のカードが出たら、大儲けしたということだろう。

プレミアム感をつけて売るということができれば、
2000円のプラスチックのカードが100億に化けるということだ。

自社の商品のプレミアム感をどう出していくのかを
考えてみてもいいのではないだろうか。


天崎拝
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